旅行記 ~ 箱根三昧Day1 #5 杜の箱根神社
maoP第5話:杜の箱根神社
元箱根の真っ赤な鳥居
徒歩 : 元箱根港13:10 → 箱根神社13:25
前話で元箱根の港に到着した我。ここからは歩いて箱根神社を目指すことにする。
というのも、元箱根の港を降りると目に入るのがこの鳥居。
つまり、ここから箱根神社の参道であり、お参りはここから既に始まっているということなのだ。(超解釈?
▲大きな箱根神社の鳥居
それにしても大きな鳥居である。
すぐ真下を走るバスがまぁ2~2.5メートルくらいあるだろうが、そのバスがミニカーに見えるくらいの大きさである。
旅行記を書くにあたって正確な高さを調べようと思ったが、見つからなかったので諦めた。
さて、そんな鳥居をくぐって元箱根を後にする。
道は芦ノ湖に沿う形のものと山に向かう国道1号に分かれるが、ここは芦ノ湖に沿って進んでいく。
元箱根のお店が立ち並ぶ通りの喧騒から次第に離れ、再び大きく真っ赤な鳥居が登場。
▲箱根神社といえばやはり赤か
駐車場そばの鳥居をくぐると、箱根神社の境内へ進む階段が遠くに見えてくるようになる。
その途中には大きな看板、
▲箱根神社までもうすぐ
そして振り返ると、芦ノ湖とその先に元箱根の街並みが見える。
▲元箱根を箱根神社側から眺める
先程の元箱根の大きな鳥居が、写真の右側に小さく映っている。
森の参道
前を向いて参道に面と向かうとしよう。
箱根は大きな通り以外は比較的木々が生い茂る、森を無理やり切り開いた場所なのであるが、
箱根神社のまわりは木々がより一層高く、真っ赤な神社を覆い尽くすような、
そうだな、言ってみれば「杜の都」ならぬ「杜の神社」なのである。
▲箱根神社の石碑と鳥居
大きな鳥居の、その何倍もある木々が参拝者をお出迎えだ。
▲3つ目の鳥居
木陰が続くこともあって、元箱根のお土産街より幾分気温も下がり、比較的過ごしやすい気候となる。
鬱蒼と茂る森の中に続く参道は、神秘的な雰囲気を醸し出す。
▲森の参道
参道を歩いていると、ラピュタの世界にありそうな、苔むした灯篭が。
あまりに雰囲気がよかったので1枚ぱしゃり。
▲歴史を伝えるような灯篭
この灯篭が立ち並ぶ様子が見えると、元箱根の鳥居からおよそ15~20分、箱根神社ももうすぐそこだ。
箱根神社
森の参道を進むと、不意に参拝者用の手水舎が現れる。
某対策のため柄杓は設置されておらず、代わりに溢れる水が、角の4か所から流れ落ちていた。
▲箱根神社の手水舎
左手を清め、右手を清め、左手ですくって口を清め、、、
といつものお作法でお清めを済ませ、本殿へ向かう階段へ向き合う。
▲本殿へ続く鳥居と階段
写真を拡大頂くと分かるが、本殿への階段はかなり段数がある。
結構きついが普段の運動不足解消ということで。。。
長い階段を3分ほどかけてのんびり登ると、先程の真っ赤な赤とは少し風貌の変わった、
どこか落ち着いた赤色の拝殿・本殿が現れる。
▲箱根神社本殿のおでましである
狛犬とともに映さないと気が済まない性質なので、角度を変えてもう1枚。
▲別角度からもぱしゃり
やはり鳥居に使われていた赤色とはかなり雰囲気が違うのが手に取るように分かる。
本殿へ入って二礼二拍手びしっと一礼。
箱根神社には様々な神様が祀られており、縁結びや金運、勝負運、開運アップといった様々なご利益があるといわれている。
なんだか欲張りセットみたいだが、ご利益はあるに越したことはないからまぁよいだろう。
そして近くには源頼朝も安産祈願を行ったという「安産杉」がある。
▲箱根神社の安産杉
妊婦さんにも優しい神社というわけだ。
九頭竜神社へ二社詣
箱根神社のすぐ隣には「九頭龍神社 新宮」が立っている。
本殿は湖の上でなかなか参拝が難しいが、平成12年にこちらに分社として新宮を立てたことでお参りしやすくなったそうだ。
箱根神社のお参りと一緒に二社詣していくのがよい。
▲九頭竜神社へ二社詣
九頭竜神社は恋愛パワーがめっちゃ強いらしく、縁結びの神社として有名なようだ。
私は旅行記に起すときに調べて知ったので、そんな人間に神様が縁結びを手伝ってくれるかどうかは定かではないが←
▲お参りする人々
▲こちらも赤い鳥居
九頭竜神社の鳥居のすぐ近くには、九頭竜神社のその名の通り、9つの頭を持った竜の像がある。
まさしく「龍神水」という名にふさわしい。
▲9つの龍が静かに水をたたえる
さて、箱根神社といえば平和の鳥居が有名なのであるが、これを私はすっかり撮り損なった。
きっと暑くてどこか上の空というか、呆然としていたのだろう。
船の上から見たからそれで許してくだされ。。。。。