ブログ ~ 層雲峡旅行 #0 あらすじ
maoP第0話:あらすじ
位置関係の整理
この旅行記に目が留まったそこのあなたは、層雲峡は知っているだろうか。
いや、知っているからこのブログにたどり着いた・・・かもしれない。
札幌から直線で140km、道路を辿れば約200km。旭川からでも約60km。
と数字だけ並べでもどれくだいか果たしてわからん、という人のために本州の都市と比較してみると、
東京駅から群馬県草津温泉までが直線で140kmとだいたい同じ距離。
大阪からであれば名古屋までが直線で130kmで、まぁだいたい同じ距離。
そう考えるとやはり北海道はでかい。
▲札幌と旭川を結ぶ特急ライラック
そんな層雲峡には、公共交通機関を使うとすると札幌からはJRとバスを使うことになる。
札幌から特急に乗り旭川へ移動、そこからはバスで層雲峡行きに乗れば層雲峡へ到着することができる。
所要時間は鉄道1時間半、バス2時間、乗り換え時間も考慮しだいたい4時間。
意外と遠くない。え、遠い?
とはいえこれは一般人の発想である。
私は乗り鉄であるし、上川にもちょっと見たいものがあったので、旭川までの経路は同じであるがそこからが一味違う。
特急大雪に乗り石北本線へ線を移すと、上川駅で下車。上川駅からバスに乗り込み層雲峡を目指す。
層雲峡にはなにがあるのか
さて日本にちょっと詳しい人であれば層雲峡の名前は聞いたことがあるであろう。
北海道随一の紅葉の名所であり、日本でトップクラスに早く紅葉が始まる場所である。
美しい渓谷が見るものを魅了する・・・なんてこれは実に陳腐な表現。
ただあながちこの表現は間違っていなくて、
渓谷自体は世界的にも価値のあるものであるらしいし、
実際層雲峡では急な岸壁や柱状節理をそこかしこで見ることができる。
そんな価値のある場所に紅葉という最高の付加価値が加わるのが層雲峡。
私は本州の民ではないので紅葉といえば9月末~10月上旬、それを過ぎればもう雪の季節の感覚なのであるが、
層雲峡、もといその山の頂上である黒岳では9月中旬頃から紅葉が見ごろを迎え始める。
日本で手っ取り早く紅葉を堪能したいならば迷わずここに足を運ぶべきであるのだな。
▲層雲峡マップ
気になるお話があったら以下からワープしてください。
第1話:上川の町
第2話:層雲峡
第3話:ライトアップ紅葉はいかが
第4話:黒岳ロープウェイとペアリフト
第5話:登山初心者が黒岳に登る~前編~
第6話:登山初心者が黒岳に登る~後編~
第7話:夕日、流星、銀河
第8話:朝陽1名様ご宿泊