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ブログ ~ 仙台へ赴く・前編 伊達政宗

maoP

2021年11月26日、27日に仙台に赴いたときの旅行記です。
旅行に出かける皆さまに向けたメモとしても役立てば幸いです。
拙い文章ですがどうぞお楽しみください…。
※執筆日:2022年1月17日

前編:伊達政宗

あらすじ

11月26日、27日。宮城県仙台に赴いたときの旅行記をざっと簡単に纏めておく。
今回はここ最近のような長編旅行記ではなく、短編でさくっと読めるような感じにしたい。
私も書き続けるとなかなか疲れるから、箸休めとして、たまには。


▲北海道新幹線
さて仙台へ向かうに選んだ手段は北海道・東北新幹線。
札幌からの民であれば、特急北斗から乗り継いで裕に7時間はかかる。
朝8時半の北斗で出発すれば、仙台に着くのは15時半だ。
この季節の15時半はもはや夕方であり、ホテルにチェックインして呑気にちょっとツイッターでも眺めるかー
なんてしていたらあっという間に真っ暗になる。
せっかく新しい場所に来たのにそれでは実に勿体ない。

仙台城へ向かう

そんなわけで今回仙台にやってきて探訪場所へ選んだのは「仙台城跡」。
ここ宮城県は、戦国時代は陸奥の国であり、独眼竜こと伊達政宗が治めていた地である。
とはいえ、今の県庁所在地である仙台に伊達政宗が移ったのは関ケ原の後であるというから、
仙台が興ったのはいつかといえばまぁだいたい江戸時代から、というのが正しいのかもしれない。
そんな頃合いに仙台城も建てられた、という。

ちなみに仙台城は1871年、廃藩置県が行われた年に廃城となっている。
ただその跡地には、博物館などが建設されていて、歴史を今に伝えている。
私が訪れたのは上述の通り日も暮れ夜になるような時間帯であったから、それらの建物に入ることはできなかったものの、
仙台城は公園として夜も開放されているので、独眼竜のご尊顔は夜でも拝むことができる。

仙台城に向かうには、地下鉄東西線を使って「国際センター駅」で降りるのが最寄り。
最寄りとはいえど、駅を降りてから結構急な坂道を登らなければならないうえ20分以上かかるので歩いて向かうのはなかなか大変であった。
その国際センサー駅で下車して南へ向かうと、早速櫓が見えてくる。

▲大手門脇櫓
ここは大手門の跡であるらしい、「大手門脇櫓」がでかでかと目の前に現れる。
門はどこへいったのかと思ったが、後で調べてみればどうやら1945年の空襲で焼失してしまったらしい、非常に残念。
但しこの櫓は後から再建され、この場所が確かにお城であったことを後世に伝えようとしている。

そんな櫓のすぐ隣の道をさらに南へ進むと仙台城跡へ行くことができるが、ここからが山道本番である。

▲歩道が消える
こんなかんじで突如道がなくなるし、
急カーブの連続であるくせに車の通行量がえぐく、そして結構なスピードを出して進む。
私がいることを知らせるために、この時はスマホのライトを使って少しでも「人がいること」を知らせようとしたものだ。
山道を歩くこと10分、仙台城の入り口である表参道の大鳥居が目の前に登場。ここまでくればあと少し。

▲仙台城の表参道大鳥居

伊達政宗様

仙台城跡地を進むと、不意にテレビで見たことがあるような、どこか見慣れた背中が現れる。
まさか、あのお方こそ…!?

▲あの背中は・・・
伊達政宗公だ!!!
▲独眼竜・伊達政宗
ライトアップによりオレンジ色に照らされた伊達政宗が、仙台の街を見下ろすように鎮座していた。
その様は圧巻である。高さがあるからかもしれないが、やはり貫禄がすごい。
あたりにはいくらかのカップルがいたが、私はそんなものには目もくれずに政宗公をあらゆる角度から撮影する。

▲向かって右後ろから

▲今度は左後ろから

▲真正面から
政宗公の左肩付近には恐らく桜であろう、木が1本植えられていた。
桜の頃になれば綺麗なのであろうが、この季節では、なかなか政宗に花を添えるような図にはならなかった。

夜景をぼっちで

そして政宗に気を取られているばかりにもいかない。
この仙台城跡から見える仙台の夜景が、とても綺麗なのだ。

▲仙台駅を中心とするビル街の夜景

▲視点をちょっと北側に向ける
こういう夜景を独り占め、なんとも贅沢な時間である。
しかしやはり吹き曝しなので風がなかなか強い。
ひとしきり写真を撮影後、再び急な坂道を駅の方へと戻っていく。

この日のご飯は仙台駅の地下、「味の牛たん喜助 JR仙台駅店」でご当地グルメの牛タンを頂戴。

▲味の牛たん喜助 JR仙台駅店

▲うまそうな牛タン
柔らかくそれでいてこりこりと歯ごたえ抜群。
口の中の油を洗い流してくれるスープも程よく味が効いて、いいかんじ。
この牛タンのお店にたどり着くまでに30分以上仙台駅を迷い歩いたのは内緒。

明日は明朝松島へ向かう。後編へ続く。

前編:伊達政宗
後編:松島と朝日
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