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ブログ ~ 西日本周遊Day4 #12 ネオンに惹かれ

maoP

2021年11月12日~15日(+1)の西日本周遊第12話です。
旅行に出かける皆さまに向けたメモとしても役立てば幸いです。
拙い文章ですがどうぞお楽しみください…。
※執筆日:2021年12月31日

※初回はこちら
※前回はこちら
※各話にはPCでは左のサイドメニューから、スマホでは最後部のメニューからも飛べます

第12話:ネオンに惹かれ

あらすじ

前話のブログ執筆からだいぶ日数が空いたが何をしていたかといえば特にやる気が起きなかっただけ、という。
そんなことはおいといて。
栗林公園を無事に探索し終え、高松からマリンライナーに乗り岡山へと舞い戻る。
ついに最終日も最後の旅程、伊丹空港から千歳に向けて帰る飛行機に乗るだけとなった。
なったはずであった。

飛行機に乗れないってよ

ことでん琴平線普通 栗林公園駅14:50 → 高松築港前14:58 瀬戸大橋線マリンライナー42号 高松駅15:10 → 岡山駅16:03 山陽新幹線のぞみ40号 岡山駅16:37 → 新大阪駅17:22 伊丹空港をこの夕刻に使ったことがある読者がいたならば、問いたい。
この新大阪着時刻を見て「18時40分の飛行機に乗るんだー」といったら果たしてどうだろうか。
そう、
間に合うわけがないのである。 別に高松に行っていたからこの時間の新幹線になったわけではなく、
この新幹線は旅程を決める段階で決めており、その時間にあわせて高松で時間調整をしたというわけだ。
だからそもそもの計画からして「失敗」があったのであるが、
当時の私はそんなことに気づくわけもなかった。
なぜなら伊丹空港は「比較的近い空港である」という意識しかなかったから。

そんなわけで当時の私はそんなことは一切気にも留めず、
新幹線で駅弁「あなごめし」を平らげ、新大阪に定刻通り到着。

▲岡山駅で買ったあなごめし
ここでまず1つ罠があった。
新大阪から伊丹に出ているバスは17時台にはいくつかあるのだが、それが17時25分、45分という時刻なのである。
17時22分について25分のバスに乗れるわけないのであるが、
逆にいえばあと数分でも早く新大阪についていれば25分発バスに乗ることができたはずなのだ・・・。
そんなわけで私たちは17時45分発のバスを待つ。
流石にこの頃には飛行機に間に合うか不安でいっぱいであった。
この時点で伊丹空港の保安検査を通れる18時20分のリミットまで35分しかない。

▲飛行機に間に合わないバスを待つ哀れな男2名

ここからはもうお察しの通り。
2つ目の罠である渋滞に無事バスは引っかかり、伊丹空港に3分遅れというなんともいえない時間に到着。
チケットを発券できず保安検査を通ることができなかった。
つまりこの日は北海道に帰ることができず、1日延長となってしまったのである。
落ち度はこちらにあるが無償で明日の便の振り替えに対応してもらえた。なんとありがたい。

しかしそもそもの旅程にミスがあったことを考えるとちょっと反省点が多い。
まず17時25分のバスに乗らなければ間に合わないことが1つ教訓。
そして代替手段である地下鉄とモノレールの案を何故取らなかったかというのが2点目。
バスの時刻表をしっかり確認し、地下鉄とモノレールでの移動に変更したなればもしかしたら間に合ったかもしれない。
飛行機に搭乗すべき人がその場にいないというのは、
空港の人に多大な迷惑をかけてしまっていることは当然その通りなので、むろん面白おかしく書いているわけではない。
しかし「この時間に新大阪にいるようでは間に合わないぞ」というのを、実体験を踏まえ頭の片隅に入れておくことで、同じミスを防ぐことができるはず。

と、、まぁそんなかんじで大阪に1日延泊することになってしまった。
飛行機に乗れなかったなんて、友達はともかく、私は何十回と旅行してきて初めての経験であった。
伊丹空港で1万円でホテルを取りまず宿を確保。
友達がホテルで呆然としているというので、そのままホテルにずっといるのもなんだか勿体なく感じた私は、
ネオンに惹かれてかどうしてか、道頓堀のほうへと足を運んでみることにした。

道頓堀

大阪モノレール 大阪空港駅19:41 → 千里中央駅19:54 大阪メトロ御堂筋線 千里中央駅20:00 → 心斎橋駅20:28 伊丹から道頓堀というかなんばの方へ行くにはいくらかルートがあるが、
今回はモノレールで千里中央まで向かい、その後御堂筋線で一気に南下して心斎橋駅で降りることにした。
御堂筋線は大阪のど真ん中を突っ切る大阪メトロの路線であるが、駅間距離が長いのか意外と時間がかかる。
20時前に千里中央駅のネオンを見て、電車に乗り心斎橋駅を上がった頃には20時半になっていた。

▲千里中央駅

とはいえ、心斎橋で下車したといってもどこか行く当てがあるわけではなく、私は方角も気にせずぶらぶらと歩き始める。

▲あてもなくぶらぶらと
しばらく歩き始めて「そういえばグリコの看板があるな」と思い直しそちらの方へと歩いていく。
道中「お酒1時間どうですか」という姉ちゃんやら、
「お兄さんお酒どうっすか!」と気さくに話しかけてくる兄ちゃんやら、客引きに大量に引っかかるも、
なんとか「すいませんだいじょうぶです」と足早に立ち去りなんとかこれを回避。
大阪なんば、こわいっす!!

▲宗右衛門町通

歩いて10分程度、道頓堀の名所にやってきた。
テレビでもよく見る「戎橋」からグリコサインをカメラに収める。

▲グリコ

▲道頓堀
それにしてもこのあたりは治安が悪いというのを空気で感じるというか、
そうだな、いうなら札幌のすすきののさらに一段階すごいにおいがむんむんしていた。
目が合ったならポケモンバトル、ではないが、
誇張抜きに、気を抜くとすぐ何かいざこざに巻き込まれてしまいそうなそんな雰囲気であった。


▲まるでヌシのようなかに道楽本店の「かに」
そんな場所であったから、あまり長居はしたくないと思い、グリコを収めて早々に立ち去ることにする。
道頓堀商店街に堂々と居座るかに道楽のかにを横目になんば方面へと南下し、阪神高速の通る大きな通りへ。

▲阪神高速15号線の通りに出た
このあたりは去年の大阪でのLIVE帰りにちらっと立ち寄ったことがあるので、ここでUターン。
御堂筋を今度は北上し、大阪のイルミネーションを堪能しながら、御堂筋線本町駅から帰還する。

▲イルミネーションを男1人で眺める

大阪メトロ御堂筋線 本町駅21:24 → 梅田駅21:28 阪急電鉄宝塚線急行 大阪梅田駅21:40 → 蛍池駅21:54 大阪モノレール 蛍池駅22:04 → 大阪空港駅22:07 帰りはちょっと別ルートを試してみることにした。
御堂筋線をそのまま往復するのはなんだかおもしろくないので、梅田で降りて阪急を使う。

▲大阪梅田駅で阪急電車
宝塚線で蛍池まで行き、そこからモノレールで大阪空港へ。
結局モノレールを使うんかいってなわけだけど、まぁ大阪空港にアクセスできるのはバスがモノレールなのでこれは致し方ない。

このあとはホテルで友達とだらだら過ごした後、次の日の朝いちばんの便で北海道へと無事帰還。
仕事?致し方なく午前休というか、連絡を入れて欠勤せざるを得なかった。
大事な会議とかはなかったからいいんだけど。いやよくないけど。
とりあえず今回の旅行での問題点はしっかり反省したうえで、次の北陸旅行で無事活かすことができたのであった。

あとがき

オチといえば、飛行機に乗れず延泊したというのがオチになりそうな旅行記。
当初は三段峡とその周辺だけで収まるはずだった旅行、それがかなりの規模を誇る旅行になった。
私の旅行は基本的にがちがちに計画を立てていく旅行じゃないから、こういうこともままありえるんだけど、
逆に言えばそのメリットとデメリットを両方味わった旅行でもあった気がする。
特に飛行機はやはり余裕をもって行動していくべしだ。
バスの時刻表を現地でしっかり確認するのと同レベルで胸に刻み込まれた反省点である。
まだ未熟なうえに、変に旅行に慣れてきたというのが相まってちょっとミスが出てしまったというのは否めない。
次回以降にしっかり活かしていきたいところだ。

今回探訪した場所は以下の通り。他の話がまだだったら、
サイドメニュー(スマホはこの下のメニュー)から是非見ていってくれると嬉しい。

①大阪府・万博記念公園 → 1話
②広島県・三段峡 → 3話、4話
③広島県・小瀬川ダム → 5話
④山口県・錦帯橋 → 6話
⑤山口県・吉香公園 → 6話
⑥山口県・岩国城 → 7話
⑦広島県・厳島神社 → 9話
⑧香川県・栗林公園 → 11話
⑨大阪府・道頓堀 → 12話
※2、8、10話は移動のみ

第0話:旅先紹介
第1話:太陽の塔と日本庭園
第2話:いざ、三段峡
第3話:猿飛と双爆の滝
第4話:VSヤマメ
第5話:紅葉とダム湖と
第6話:錦帯橋
第7話:岩国城
第8話:宮島四苦八苦
第9話:荘厳なる神殿・厳島神社
第10話:臨機応変か無計画か
第11話:三大庭園級、栗林公園
第12話:ネオンに惹かれ
他の旅行ブログはこちら