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ブログ ~ 西日本周遊Day4 #10 臨機応変か無計画か

maoP

2021年11月12日~15日(+1)の西日本周遊第10話です。
旅行に出かける皆さまに向けたメモとしても役立てば幸いです。
拙い文章ですがどうぞお楽しみください…。
※執筆日:2021年12月12日

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第10話:臨機応変か無計画か

あらすじ

渋滞に巻き込まれたり駐車場に空きがなかったりと色々アクシデントに見舞われながらも、
何とか夜と朝に厳島神社を堪能した我々。
4日目の計画は、岡山で途中下車して岡山城と後楽園を見学後、伊丹から千歳へ帰着の予定であった。
しかしその予定はがらがらと音を立てて崩れていくのである。

朝の宮島航路

宮島のホテルでバイキング朝食を済ませ、この日は朝9時ごろの出立。
まだお土産屋さんはほとんど開いていないものの、1か所開いている場所があったのでそこで宮島名産「もみじ饅頭」を購入。
もみじ饅頭、まじでうまかった。あんこが嫌いでなければ買って損はない。

▲まだ眠っている商店街


▲もみじ饅頭は美味いぞ

朝の宮島は実に活気があって、その理由の1つに修学旅行生が大量に宮島に押し寄せていた。
修学旅行生は実に統制がとれており、そして実にやんちゃなものだ。
いや、なにを言いたいかといえば、歩くときはしっかり列になって歩くけど
そうでないとき、例えば集合場所に集合する直前なんかは結構やりたい放題だな、などと。
私たちのときも同じような感じだったのだろう。別の立場から眺めるとなかなか面白いものだ。

▲宮島フェリー乗り場

JR西日本宮島フェリー 宮島9:40 → 宮島口9:50頃 ・・・などと感傷にふけっていると、出港の時間がやってきた。
この時間も宮島と宮島口を結ぶフェリーは15分間隔で運航してくれている。計画の立てやすいこと。
昨日と同じで、私たちは普通の人の流れとは逆をいっているから、宮島口に向かう人の数はまばらであった。

▲出港の時間、またね宮島
まだ太陽が昇りきらないお昼前、瀬戸内海に太陽が照り付ける。
海に太陽が照り付ける様はやはり何度見ても綺麗だ。美しいというよりも単純に「綺麗」だな。
途中漁船のような船が船の後ろを通過。

▲船の後ろを船が通過
そうこうしている間に、船はあっという間に宮島口に到着した。

実は、岡山城…

山陽本線普通 宮島口駅10:04 → 広島駅10:33 宮島口からは普通列車で広島へと向かう。
昨日も乗った227系電車が広島へと走ってくれる。RedWing、名前がなんだか頼もしいな。

▲RedWingこと227系

▲N700系のぞみ号
山陽新幹線のぞみ106号 広島駅10:57 → 岡山駅11:32 次の目的地は岡山だから、ここで新幹線に乗り換えて岡山へと向かう。
広島と岡山は1県分だが、その大きさはかなりのものなのでそれなりに時間がかかる。
その時間の間に岡山城の情報を調べておくことにした・・・
が。
ここで衝撃の事実が発覚するのであった。
実は岡山城パイセン、
2021年6月1日から大規模改修のため2022年11月まで休館しているのである。
岡山城のホームページはこちら

もちろん岡山城が悪いんじゃなくて、
何も下調べをしていない私が悪いのである。無計画そのものである。
当初の目的は後楽園で、ついでに岡山城も見れたらいいねという算段ではあったが、
とはいえ、
とはいえである。
後楽園だけになってしまうのは実にボリュームがダウンするというか、
ハンバーグ&ステーキを食べにいったけどステーキがもう売り切れだからハンバーグだけ食べた みたいなそういうお話よ。

岡山には11時半に到着する。翻って、岡山発は16時半である。
我ながらずいぶん岡山でゆとりを持ったなぁなどと思うが、後にこの時間設定がさらなる悲劇を招くことは、
当時の私たちは知る由もないのであった。。。。。
おっと、これはまた後ほど。話を戻そう。
上記の通り、つまり岡山で5時間ほどの余裕があるのである。
いや、別に岡山に留まっている必要はないのである。
待てよ、と。ここで私に1つの案がひらめくのであった。
「これ、高松行けるんじゃね????」 あまりに無計画だと思うだろう? 違うんだ、臨機応変な対応だと呼んで欲しい()
高松までは1時間かかるが、逆にいえば往復で2時間半の所要時間である。
岡山で多少の時間を考慮しなければならないにしても、2時間程度は高松にいることができるということになる。
岡山の駅前には正直あまりめぼしいものがなかったから(ごめんね岡山の民さん)、
ここは思い切って高松に足を運んで、都道府県制覇に近づこうという算段だ。
当時の私はこの『我ながらほれぼれするような案』に酔いしれたものよ。嘘、そこまでじゃない。
そんなわけで、私たちは一切全く何の予定もしていなかった『再び瀬戸内海を渡る』という行為に出るのであった。

▲快速マリンライナー

瀬戸大橋線

瀬戸大橋線マリンライナー29号 岡山駅12:12 → 高松駅13:05 瀬戸大橋線で四国へ渡るというのは、実は私の夢の1つでもあった。
電車でGO、プロ2というゲームがあるが、この中に瀬戸大橋線が収録されている。
小さいころこのゲームでよく遊んだり、遊んでいるのを見たりしたが、その時には本当に遠い場所にある路線である認識しかなかった。
しかし今その路線に私は足を踏み入れているのである。
友達の前では割と平静を保っていたが、私の心の中は高ぶりまくって興奮冷めやらぬ状態なのであった。
これが乗り鉄の本能か。


▲児島駅
JR西日本と四国の境界駅である児島を出発し、列車はついに瀬戸大橋を渡り始める。
眼下に見える瀬戸内海、なんと綺麗なことだろう。
私はシャッターをぱしゃぱしゃと押しまくっていた。
瀬戸大橋自体は10分もあれば渡り終えてしまうが、やはりこの路線のハイライトである橋をしっかり焼き付けることができたというのは本当によかった。


▲瀬戸大橋線からの景色を収める
そんな列車内では、友達と作戦会議だ。
高松に向かうため列車に乗ったはいいものの、果てさてどこにいこうという問題である。
そこで目を付けたのが、「栗林公園」であった。
兼六園、後楽園、偕楽園が日本三大庭園であるが、それに引けを取らない立派な庭園が高松にある。
これを目指すことにした。

列車は定刻通り、高松に13時05分に到着した。

第0話:旅先紹介
第1話:太陽の塔と日本庭園
第2話:いざ、三段峡
第3話:猿飛と双爆の滝
第4話:VSヤマメ
第5話:紅葉とダム湖と
第6話:錦帯橋
第7話:岩国城
第8話:宮島四苦八苦
第9話:荘厳なる神殿・厳島神社
第10話:臨機応変か無計画か
第11話:三大庭園級、栗林公園
第12話:ネオンに惹かれ
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