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ブログ ~ 関東周遊Day3 #7 曇天模様の青梅線

maoP

2022年4月1日~4日の「関東周遊」編、第7話です。
旅行に出かける皆さまに向けたメモとしても役立てば幸いです。
拙い文章ですがどうぞお楽しみください…。
※本旅行はマスクや消毒などの感染対策を十分に実施した上で敢行しています。
※執筆日:2022年6月4日

※初回はこちら
※前回(6話)はこちら
※各話にはPCでは左のサイドメニューから、スマホでは最後部のメニューからも飛べます

第7話:曇天模様の青梅線

奥多摩へ

前話から日付変わり、2022年の4月3日。
この日は日曜日ということで、新宿から奥多摩への直通列車が1本出ている。
休日専用の快速、目的地は奥多摩、ということで「ホリデー快速おくたま」号という名前の快速列車だ。
奥多摩といえば秘境、つまり登山やハイキングなどができる場所というわけだが、当の私はといえば、私は乗り鉄ですから、
別に奥多摩に行って山に登るとかそういうことをするわけではなく、ただ単に
「こんな列車が出ているなら青梅線乗り通してついでに下車するかぁ」程度の気持ちである。
登山は過去に黒岳で行ったことがあるが、今回は何も装備を用意していないので、どんなに気が狂っても今回山に登ることはない。
山を舐めてはいけないことは重々承知しているぜ。

宿泊地の池袋から埼京線で新宿へ移動し、乗り場を移動。
中央線の高尾方面と同じホーム、11番線からホリデー快速おくたま号は出るようだ。
ホリデー快速おくたま
▲ホリデー快速おくたま号の発車案内
ホリデー快速おくたま
▲新宿駅に滑り込む快速列車
ホリデー快速おくたま号は普段中央線で使われている、オレンジ帯のE233系がそのまま運用に入るようだ。
特別何か特急型の列車が用いられるとかそういうことはないので特別料金もかからず、
券売機で買える切符だけで乗車することができる。
ホリデー快速おくたま
▲新宿から東京の秘境・奥多摩まで一気に行ける
乗客はやはり登山装備の人ばかり。奥多摩に行く目的を考えれば至極当然だ。
途中三鷹や国分寺などの主要駅に停車した後、立川を出てからは中央線と別れ、青梅線へ。
拝島駅で連結していたホリデー快速あきがわ号を切り離し、列車はさらに秘境へと入っていく。
・・・往路は前日深夜どころか夜が明けるまでネッ友と通話していたので、ほとんど爆睡してしまっていた。
復路で車窓をいくつか写真に撮ったので、後ほどそれは載せるとしよう。

中央線・青梅線「ホリデー快速おくたま5号」:新宿駅8:20 → 奥多摩駅9:58 列車は新宿駅から約1時間半で奥多摩駅に停車。
奥多摩駅
▲奥多摩駅
駅舎は関東の駅百選にも認定されている。名に恥じない立派な駅舎だ。
ちなみに先程から何度も書いている通りここへの目的は登山などのアクティビティが多いため、
奥多摩駅の内装はまるで山小屋のようになっている
奥多摩駅
▲靴洗い場なんて普通の駅にはないな
奥多摩駅
▲登山届を書く場所まで
靴洗い場や登山届提出所なんて設備が設けられているのは、奥多摩駅の需要を鑑みてのことであろう。

曇天の氷川渓谷

奥多摩は小さな町なので、駅前には特に大きな商店街があるわけではない。
ただその自然豊かさを活かして、駅の近くにキャンプ場が多くあったり、「氷川渓谷」という小さな景勝地もある。
今回はその氷川渓谷を眺めてみることにした。
それにしても天気があまりに微妙である、雨が降っていないだけマシというべきか。
前話を御覧になった方はわかるが、桜の写真の中にくっきりとハロが見えているので、まぁこうなることは大方予想できたのもなんか悔しい。

駅のすぐ近くの昭和橋から多摩川を見下ろす。下流を望む形になる。
多摩川
▲多摩川
川原ではいくつかのキャンプ用テントが見える。
まだ川は荒れていないように見えるが、天気が微妙だったのでこの後何もないといいななどと思ったりしたことを覚えている。

そして反対側に見えるのが、本命の氷川渓谷だ。
氷川渓谷
▲氷川渓谷を見下ろす
朝という時間は少し過ぎたが、雲や靄が山を程よく覆い隠す様は朝の涼しさを感じさせる。
くそド田舎に母の実家があったから、このような光景はよく見たものだ。
氷川渓谷
▲吊橋が見える
2枚目は少し角度を変え、よりアップした写真になるが、小さな吊橋「氷川小橋」が見える。
しばらくあたりをうろうろしていたが、どうにも橋への行き方がわからず。
まぁ紅葉の季節でもなかったし、次の列車が10時32分と20分後に迫っていたのであえなく断念。
次に登山などでもしここに来ることがあれば、是非この渓谷も再度堪能することにしよう。

青梅線の車窓

青梅線普通:奥多摩駅10:32 → 青梅駅11:09 10時32分の青梅行きの普通列車に乗り込み、先程は通り過ぎた青梅駅へ向かう。
青梅線の末端部は秘境路線というほどではないが、
東京都心部から程近いため比較的行きやすいのはプラスポイントだろう。
青梅線車窓
▲青梅線 白丸駅~鳩ノ巣駅間車窓
非常に短い駅間間隔、そして線形が結構きつい。
東京都心を走るものと同じ形式の列車は都心のビルがよく似合うが、それとは正反対の景色の中、
多摩川をかなり下に見ながらのんびりと崖に沿って走る。

川井駅直前に車窓右側に見えるのは、吉野街道の「奥多摩大橋」。
青梅線車窓
▲青梅線 古里駅~川井駅間車窓
多摩川を横断するかたちで掛かるが、それにしてもかなり大掛かりな橋だ。
ちなみに青梅線は車窓左側はほとんど崖なので右側がおすすめ。(青梅方面の場合)

御嶽駅に向かう途中では多摩川のカーブが綺麗に見えるポイントがある。
青梅線車窓
▲青梅線 川井駅~御嶽駅間車窓
晴れていたらより川が太陽の光を反射して、より青く綺麗に見えたかもしれない。
それにしても、このあたりが険しい谷を切り開いた場所だというのがよくわかるような車窓が続く。
青梅線車窓
▲青梅線 御嶽駅~沢井駅間車窓
青梅線の絶景ポイントが見えるのはだいたいこのあたりまで。
沢井駅の次、軍畑駅(いくさばた)を過ぎると、線路は多摩川を少しずつ離れ、住宅街に入っていく。
地図を見ると、石神前駅と日向和田駅の間で再び川が接近する、、、らしいが、
この時の私は「あーもう川行っちゃったなぁ」という感想と同時に寝落ちて気づいたら青梅の駅にいたので、
その区間の写真はないし記憶も当然ない。うーん残念←

第1話:夜景、そののちダッシュ
第2話:絢爛・聖天宮
第3話:菓子屋横丁を訪ね
第4話:名物はいも+うなぎのいも重
第5話:奥ゆかしき街のこいのぼり
第6話:桜満開蓮馨寺
第7話:曇天模様の青梅線
第8話:桜雨と多摩湖
第9話:西武鉄道を走る車両たち
第10話:大雨の桜木町
第11話:横浜中華街
第12話:みなとみらい線駅訪問記
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