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ブログ ~ 関東周遊Day2 #4 名物はいも+うなぎのいも重

maoP

2022年4月1日~4日の「関東周遊」編、第4話です。
旅行に出かける皆さまに向けたメモとしても役立てば幸いです。
拙い文章ですがどうぞお楽しみください…。
※本旅行はマスクや消毒などの感染対策を十分に実施した上で敢行しています。
※執筆日:2022年5月28日

※初回はこちら
※前回(3話)はこちら
※各話にはPCでは左のサイドメニューから、スマホでは最後部のメニューからも飛べます

第4話:名物はいも+うなぎのいも重

レトロな街の鰻屋

前話では菓子屋横丁を練り歩き、芋けんぴを堪能した。
とはいえお昼時のお腹に芋けんぴだけで胃が満足するかというと、もちろん答えは「No」である。
そんなわけで何かいいお店はないかと再びぶらぶらし始める我であったが、
何故か雰囲気に導かれ?釣られ?、何も考えぬまま鰻店の前にやってきてしまった。
うなっ子
▲鰻のお店「うなっ子」
足を止めたのは、菓子屋横丁すぐ近くの鰻のお店、「うなっ子」である。
人が多くて全景を撮れなかったのが残念だが、
入口を見て頂ければある程度雰囲気は伝わるだろう、
そう木造家屋のような風貌に、小さな水路がお店のすぐ前を流れる、とても風情溢れるお店なのである。
ちなみにすぐ横にはピンク色の台に蛙が寝そべっている、謎のオブジェクトも配置されている・・・
ってこれよくみたら下の台は親指じゃん!(怖 うなっ子
▲謎のオブジェクト

いも重とは

店内に入ると会計中だったためしばし待った後、
エプロンを付けたおばちゃんが接客にやってきた。
1名であることを伝えると、少しあたりを見渡した後、奥の4人掛けのテーブルに案内される。
単純に1人用にぴったりのスペースが空いていなかったようだ。
壁沿いの椅子に腰かけ、鞄を隣に休めメニューを早速拝見。
うなっ子
▲いも重なるメニュー
明かりが反射してちょっと見えづらくなってしまっているが、
どうやら「いも重」なる、このお店独自のおもしろいメニューがあるようだ。
うなぎ+いも御飯の組み合わせをいも重と呼んでいるらしい。
川越名物と名乗るくらいだから、結構な人気メニューなのであろう。
ちなみに普通のうな重もあるので、いもはいいかなという人は普通の鰻でもいけるのはいいところ。

メニューを少しばかり眺めていると、今度はいもを使った「いも茶」なるお茶が運ばれてきた。
いわゆるお冷的なポジションなのだろうが、めっちゃ熱かった()
うなっ子
▲いも茶
味はといえば、特にいもの風味が強いとかそういうことはなく、普通のお茶に近い感じであった。
お茶を運ばれるついでに注文を聞かれたので、ここは「上いも重」を選択。
3600円で普通のいも重より1000円弱高いが、
せっかく川越まで来て渋るのは実に勿体ないという考え方をしているので、少し高級なものを頂くとする。

待つこと10分弱、いも重が運ばれてきた。
いも重
▲いも重が運ばれてきた
お膳にうな重とみそ汁、そしてお漬物もついた、実に日本風の御飯である。
そして鰻が重箱から飛び出さんばかりの大きさ、楽しませてくれそうだ。
さっそく鰻を一旦どけてお米のほうを見てみると、
いも重
▲いも重の中にはもちろんお芋が眠っている
いたいた。いもが角切りにされてお米と一緒に混ぜられている。
皮を見るにどうやらさつまいもを使っているようだ。
というのも、実は川越はさつまいもの栽培が盛んな場所なのである。
なるほど、そういえば前話で食べた芋けんぴもさつまいもであるな、ここはさつまいもの街というわけだ。

軽く食した感想を載せておくと、
まず御飯もお芋もあっつあつ、うなぎも温かく、出来上がりたてほかほかということがうかがえる。
鰻はタレを甘めに作っている場所もあるが、ここはそこまで甘くない。うなぎ本来の味を存分に味わえると思う。
そして芋がこれを邪魔しないのがいい、柔らかいのですぐに崩れて溶け込んでくれるのだ。
量は然程多くないものの、これは普通に3500円支払ってもよい、素晴らしい昼食であった。

美味しいご飯で心も胃も満たされたところで、次回は川越の街探検・続編といこうか。

第1話:夜景、そののちダッシュ
第2話:絢爛・聖天宮
第3話:菓子屋横丁を訪ね
第4話:名物はいも+うなぎのいも重
第5話:奥ゆかしき街のこいのぼり
第6話:桜満開蓮馨寺
第7話:曇天模様の青梅線
第8話:桜雨と多摩湖
第9話:西武鉄道を走る車両たち
第10話:大雨の桜木町
第11話:横浜中華街
第12話:みなとみらい線駅訪問記
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