ブログ ~ 関東周遊Day4 #11 横浜中華街
maoP第11話:横浜中華街
中華の門構え
前話で大雨の中散策した桜木町駅を後にし、根岸線に乗り南下。
下車したのは石川町駅。つまり目的地は横浜中華街である。
▲元町中華街の文字もある
小雨が降る中、石川町駅を降りて中華街口から出ると、
駐輪場の傍にいきなり赤い柱に中華の文様をあしらった中華街の門がお出まし。
石川町駅側からは見えないが、反対から見ると「西陽門」と書いてあるようだ。
▲西陽門
高速道路のインターチェンジの高架を潜り抜けると西門通りの交差点に到着。
そこでは中学校と高校の間に挟まれた中華街の門が登場。
やはりこちら側からは見えないのだが、この門は「延平門」という門のようだ。
▲延平門
そしてテレビでもよく見るであろう、中華街中心部の入り口にあたる門が「善隣門」。
柱部分に門の名前が書かれた板が取り付けられている。
▲善隣門
ライトアップの際はまた違った味を出してくれるに違いない。
中華街を練り歩く
小雨の中の中華街をぶらぶらと。路面がしっとり濡れている。
▲傘の華が開く中華街大通り
果てさてどこのお店に入ろうか、と考えているさなか、各所から客引きの声が聞こえる。
真昼間から客引きがえぐいのがこの中華街。それもすすきのなんかの比ではない、ほぼ全てのお店でやっている。
こちらに話しかける時は日本語だが、無視して去ると中国語で何か喋っている。。。気にしないのが吉か。
それにしてもこの大雨の中でもよくやるものだ、商魂逞しいな。
そんな中、客引きをやっていないお店のショーケースの品々に惹かれ入ったのが「中華菜館 同發」というお店。
旅行記を書くにあたって調べてみたところ、付近のお店よりも口コミ数がかなり多かった。
なるほど、結構な人気店のようだ。
▲中華菜館 同發
入ると1階はほぼ全て埋まっており、頑張って覚えたであろう片言の日本語で2階へ案内される。
店内は結構おしゃれな感じで、見上げてみると確かに中華のそれが散りばめられている。
テーブルも円形の形のものが多く、やはり中華っぽさを感じる。
さすがは中華街の人気店といったところ、抜かりなくというか、まぁ中国からそのまま持ってきたらこうなるのだろう。
▲中華風の店内
メニューを見比べ、酢豚とチャーハン、合わせて2000円を注文。
観光地のお店ということもあってさすがにそれなりの金額はするが、
本格的なお店が作る料理であるならばある程度は致し方ないところか。妥協して微妙なものを食べるよりマシだ。
近くの客がスープに舌鼓を打ってあれこれべちゃくちゃ喋っているのを聞いたり眺めたりすること15分程度。
まず酢豚が運ばれてきた。こんがりいい形に豚が焼け、いいタレをかけられているのが目に見えてわかる。
▲これぞ酢豚、という色
そして少し遅れてチャーハンも到着。
丸い形に形作られた御飯の上にエビが計5匹並べられ運ばれてくる。
▲美味しそうなチャーハン
前に香港に行った際に食べたチャーハンは、お米が現地仕様になっており、、、
つまり日本のお米ではないため、失礼ながら『チャーハンのようななにか』を食べている感覚に陥ってしまったが、
ここのチャーハンはしっかり日本仕様のため安心して食べられる。
そして当時のメモには「エビがぷりっぷりでばかうめぇ」などと。ふむ、余程エビが美味かったんだろう。
▲最高の中華御飯でした
ちなみにこのお店、Google MAPでは21時までの営業となっているが、
ホームページを見ると分かるが15時~17時が休憩と書かれている。
私のように、ランチより少し遅い時間に入ると「ラストオーダーです」などと言われてしまうのでその点だけ注意。