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ブログ ~ 関東周遊Day2 #5 奥ゆかしき街のこいのぼり

maoP

2022年4月1日~4日の「関東周遊」編、第5話です。
旅行に出かける皆さまに向けたメモとしても役立てば幸いです。
拙い文章ですがどうぞお楽しみください…。
※本旅行はマスクや消毒などの感染対策を十分に実施した上で敢行しています。
※執筆日:2022年5月28日

※初回はこちら
※前回(4話)はこちら
※各話にはPCでは左のサイドメニューから、スマホでは最後部のメニューからも飛べます

第5話:奥ゆかしき街のこいのぼり

蔵造りの街

菓子屋横丁を離れ、川越の観光地の中心地にやってくる。
この通りは「小江戸川越一番街商店街」、小江戸の最重要ポイントとだけあって人でごった返している。
電柱はやはり全て取り払われおそらく地下に埋められ、
江戸時代の蔵造りの建物を中心に、景観重視の街並みとなっている。
川越・蔵造りの街並み
▲蔵造りの街並み
川越・蔵造りの街並み
▲電柱が一切なく景観は抜群

この蔵造りの街並みは南北にしばらく続くが、
建物の種類や中はどれもこれも微妙に違って、様々な趣を魅せてくれる。
川越・蔵造りの街並み
▲一見同じような建物も中身は全く違う
例えば直前の写真だと、右端の建物は和菓子屋だし、その隣の建物は箸工房、さらにその隣はお漬物屋さん・・・
まぁそんなかんじで、全てが汎用的なお土産屋さん一辺倒ではないという具合だ。
1軒1軒丁寧に回っていたら、両手に大量のお土産を抱えてしまうことになるだろうね。

川越・蔵造りの街並み
▲青い車体のノスタルジーなバス
街には昭和を思わせるような観光用のバスも走っている。
いや、私はその時代には生きてないのであくまで映像で見たことがあるだけであるが、
昔の映像では恐らくこういう形をしたバスがよく走っていたと記憶している。
川越・稲荷小路
▲稲荷小路
そんな商店街の行き交う人の多さに少し疲れたら、
車も通らない静かで小さな小路に入って少し気を休めるのもいいものだ。

時の鐘

稲荷小路を通過し、お洒落なカフェの通りを経てかねつき通りへ。
かねつき通りといえば、一つ有名な観光スポットがあるのだ。
この通りだけでなく川越のこの商店街含め特に有名なポイントとして、「時の鐘」がある。
写真の通り、軒を連ねる商店街の屋根より高く大きい。
かねつき通りの少し離れた場所からでもよく見える建物なのである。
時の鐘
▲時の鐘が少し先に見える

真正面から見ると、よりその高さがよくわかる。
スマホのカメラだと縦持ちにしたうえで広角設定しないと全景が撮れない。
時の鐘
▲時の鐘を真正面から
時の鐘も本来は1600年代の、このあたりの商店街と同じ年代の建造物である。
残念ながら1893年に一度焼失したものの、その後無事再建されたそうだ。
そのため当時からそのまま残っている建物ではないが、雰囲気は申し分ない。

ちなみに時の鐘は「薬師神社」の手前、本来なら鳥居が建つような場所にそびえているので、
時の鐘の下をくぐると街のど真ん中に秘密に隠されたような神社にたどり着く。
神社は人気の観光地というわけではないようだが、次いでなので寄って参拝していくのもいいだろう。

空を泳ぐこいのぼり

時の鐘から少し南下し、商店街から1本外れた通りに入ると、空を泳ぐ沢山のこいのぼりが。
大正浪漫夢通り
▲こいのぼりが青空を泳ぐ
大正浪漫夢通り」がここの通りの名前で、
その名の通り、20世紀初頭の大正時代を再現した遊歩道となっている。
遊歩道とはいえこの地域に住む人の車はたまに通るのでそこは気をつけたいが、基本的には道幅いっぱい歩行者の通路だ。
周りには飲食店や小さな屋が立ち並び、勧誘や客の声が飛び交っている、とても賑やかな通りである。
大正浪漫夢通り
大正浪漫夢通り
▲遊歩道の端から端までこいのぼりで埋め尽くされている
私以外の人も思わずカメラを構え写真を撮らざるにはいられない光景。
こいのぼり自体も江戸時代にはあったというから、決して実際の大正時代でもあり得ないわけではなかっただろう。
茶色・土色の建物とははるかに対照的な、カラフルで鮮やかな色のこいのぼりたち。
この日は少し風もあったから、白い雲のかかった青空をまさに「泳ぐ」ように、
たくさんの鯉が奥ゆかしい街にふわふわと吊るされていた。

第1話:夜景、そののちダッシュ
第2話:絢爛・聖天宮
第3話:菓子屋横丁を訪ね
第4話:名物はいも+うなぎのいも重
第5話:奥ゆかしき街のこいのぼり
第6話:桜満開蓮馨寺
第7話:曇天模様の青梅線
第8話:桜雨と多摩湖
第9話:西武鉄道を走る車両たち
第10話:大雨の桜木町
第11話:横浜中華街
第12話:みなとみらい線駅訪問記
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