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ブログ ~ 関東周遊Day2 #3 菓子屋横丁を訪ね

maoP

2022年4月1日~4日の「関東周遊」編、第3話です。
旅行に出かける皆さまに向けたメモとしても役立てば幸いです。
拙い文章ですがどうぞお楽しみください…。
※本旅行はマスクや消毒などの感染対策を十分に実施した上で敢行しています。
※執筆日:2022年5月25日

※初回はこちら
※前回(2話)はこちら
※各話にはPCでは左のサイドメニューから、スマホでは最後部のメニューからも飛べます

第3話:菓子屋横丁を訪ね

川越に立つ


▲東武東上線の電車
若葉駅から再び東武東上線に乗り込み、ぶらりと下車したのは川越市駅
東武東上線にはこの川越市駅ともう1つ池袋方面に川越駅があるが、
観光地や歴史的町並みに近いのはこの川越市駅になる。
今回は川越市から歩いて川越の街並みを堪能した後、西武鉄道の本川越駅に戻ってくる、そんな逆U字ルートを描くことにしよう。
川越市駅
▲三角屋根の川越市駅

さて、早速川越市駅に降り立って辺りを見渡してみる。
すると近くに観光案内板があるのを発見。
ぶらりと降りた街だからあまり下調べはしていない、とはいえ何もせずぶらぶらしてももったいないので、
電車に乗り遅れるとかそういうことにならないよう、ざっくりと位置関係や建物を把握しておきたいところだ。

▲川越の観光マップ
この図を見て今回の散策ポイントを決める。
なるほど、川越市駅から北東方向にあるB-2エリア、マップでいえば中央より少し左寄りの
オレンジに塗られたところに、川越の主たる観光スポットが密集しているようである。
ひとまずそのオレンジのエリアに向かって歩を進めてみることにする。

川越の街散策

歩いてほどなくして、小さなお茶屋さんのような建物が現れた。
丹徳庭園
▲歴史ある建物、丹徳庭園
よく気を配っていないと見逃してしまいそうなこちらの鄙びた建物は「丹徳庭園」という。
当時は中には立ち寄らなかったので本稿を書く際に改めて調べたが、
日本庭園があり、また茶道などの古き日本を体験・体感できる小さな宿のようである。
日によってはイベントを開催していたり、またウエディングプランなんて洒落乙な企画もやっているそうだ。
茶の道に縁のない私にとってはなかなか入りづらい建物だが、まぁ縁があれば今度は立ち寄ってみようか。

そんなお宿を背に、もう少し道を北上していく。
行伝寺
▲行伝寺の入口

▲鮮やかな色の柑橘
このあたりはなかなかお寺が多い場所であるようだ。
右も左もお寺、なんて場所もいくらかある。まじでお寺だらけ。
そんなお寺の塀からは緑に黄色の球、鮮やかな柑橘系の果物が実をつけていた。
何の食べ物か、詳細は分からないけれど、昔のアニメの日常に描かれていそうな、そんな1本。

▲小さな通りを北上する
観光地の近くまで来ると電柱も地下に埋められ、青空がよく見えるようになる。
灰色と淡いオレンジ色のタイルがちょっぴりお洒落だが、
付近には整然と住宅が立ち並びミラーも設置されていることから生活感溢れる場所になっている。

そんな住宅街であるが、奥にはなんだか人だかりが見受けられる。
ふむ、地図を見る限りはこの先に「菓子屋横丁」なる観光地があるようだぞ。

芋けんぴ美味し

菓子屋横丁
▲小さな通りを北上する
お出迎えするは「歓迎 菓子屋横丁 ここです」の小さな看板。
やはりここが菓子屋横丁で間違いないようだ、それにしてもなかなかの人だかりである。
最近はこういう場所も閑散としていただろうから、お店の人たちも忙しい反面嬉しいものであろう。
菓子屋横丁
▲菓子屋横丁の案内図
入口付近には、ご丁寧にも菓子屋横丁の案内マップが立てかけられていた。
淡いピンクに跳ねる文字フォント、それを囲むのは綿あめを連想するような可愛らしいデザイン。
菓子屋横丁で特に人気なのは「芋けんぴ」だそうで(ソースは不明)
案内図右下の「揚げたて芋けんぴ」が食べられるお店を目指す。

軒を連ねるお店にはどこもかしこも数人レベルで人が集まっており、
なかなか立ち止まってじっくり観察するのは難しい。
店頭に立つお店の人も、今がチャンスタイムとばかりに集客に熱心だ。
菓子屋横丁
▲賑やかな菓子屋横丁
そんな道路を人をかわしながら90度直角に曲がると、目的地の場所に到着。
菓匠右門 芋けんぴ工房 直売店」、ここで挙げたて芋けんぴが食えるというわけだ。
菓子屋横丁
▲のれんの芋けんぴが美味そう
既に数人並んでいたのでその後ろに並び、私の番が回ってくる。
店員さんは素早い手つきで芋けんぴを紙製の入れ物にざっくりと詰めていく。
早速その芋けんぴを注文し300円をお支払い。すぐに同じような手さばきで詰められ手渡しされる。
一旦店先から退避して芋けんぴをぱしゃり。
菓子屋横丁
▲川越の芋けんぴ
揚げたてがウリなこともあり、普段お店で買う芋けんぴよりさくさくでほかほか。
香ばしい香りも鼻をつたって、脳に程よい刺激を与える。
そして芋けんぴ本体はどうかというと、固すぎず柔らかすぎず、コリコリとした丁度よい歯ごたえ。
なるほど、これが揚げたて芋けんぴかっ。

そのまま菓子屋横丁をぶらぶらしながら、芋けんぴを食べ歩きで消化。ごちそうさまでした。

第1話:夜景、そののちダッシュ
第2話:絢爛・聖天宮
第3話:菓子屋横丁を訪ね
第4話:名物はいも+うなぎのいも重
第5話:奥ゆかしき街のこいのぼり
第6話:桜満開蓮馨寺
第7話:曇天模様の青梅線
第8話:桜雨と多摩湖
第9話:西武鉄道を走る車両たち
第10話:大雨の桜木町
第11話:横浜中華街
第12話:みなとみらい線駅訪問記
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