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ブログ ~ 山形旅行記・瀬見温泉/鳴子温泉Day4 #12 日本海を右手に見て

maoP

2022年2月10日~13日の「山形旅行記・瀬見温泉/鳴子温泉」編、第12話です。
旅行に出かける皆さまに向けたメモとしても役立てば幸いです。
拙い文章ですがどうぞお楽しみください…。
※本旅行はマスクや消毒などの感染対策を十分に実施した上で敢行しています。
※執筆日:2022年2月26日

※初回はこちら
※前回(11話)はこちら
※各話にはPCでは左のサイドメニューから、スマホでは最後部のメニューからも飛べます

第12話:日本海を右手に見て

羽越本線を南下、村上へ

羽越本線 普通 村上行 : 余目駅13:08 → 村上駅14:59 前話で余目駅で下車した私は、引き続き新潟を目指すため羽越本線に乗り換え、南下する。
羽越本線のGV-E400系
▲羽越本線、GV-E400系
やってきた車は、GV-E400系という新型気動車。
ディーゼルエンジンで電気を発電し主電動機を駆動させるらしい。分かるような分からないような。
とりあえず窓にUVカットが施されている影響もあり、見える景色が若干緑がかっている。
私はそんなに詳しいわけじゃないので気動車の話はここまでにして、早速乗車記と行こう。

羽越本線・車窓
▲藤島駅~鶴岡駅間車窓。庄内平野が広がる
陸羽西線の後半に引き続き(11話参照)、庄内平野が地平線の先まで広がる。
実際は果てが海で山がないためこのような景色になるのであるな。
列車は「赤川」を渡ると鶴岡駅に停車。鶴岡駅を出ると少しの間山間を走り、続けて日本海が顔を出す。
羽越本線・車窓
▲五十川駅~あつみ温泉駅間車窓。
冬の日本海は相変わらず白波が立って少々荒れ模様。
ちなみに五十川駅は「いらがわ」と読む。初見だとなかなか読めない。

先程よりさらに白波が立つ日本海を右手に、
列車は引き続き羽越本線を、日本海の海岸線に沿って南下していく。
羽越本線・車窓
▲あつみ温泉駅~小岩川駅間車窓
途中、羽越本線のハイライトともいえる、「笹川流れ」が登場。
これはこのあたりの特徴的な約11kmの海岸線を表す名所で、
近くでは海水浴場や観光汽船なんかもある。最上川と一緒に行き先に加えてもよいな。
羽越本線・車窓
▲越後寒川駅~今川駅間車窓
羽越本線・車窓
▲今川駅~桑川駅間車窓、引き続き右手に笹川流れ
列車は間島駅を過ぎると少し内陸へ入り、村上市街へと向かっていく。
羽越本線・車窓
▲間島駅~村上駅間車窓。三面川を渡る。
「三面川」(みおもてがわ)を渡ると列車はほどなく村上駅に停車。
ここまでおよそ2時間。実にのんびりとした、旅情あふれる路線である。
この駅で15分程度の乗り換え時間を持って、続いて新潟行の列車に乗り込む。
羽越本線・車窓
▲村上駅に到着

白新線を抜け、新潟へ

羽越本線 普通 新潟行 : 村上駅15:14 → 新潟駅16:22 続いて乗車するのはE129系電車の新潟行。
途中の新発田駅までは羽越本線を通り、新発田駅から白新線に入り新潟駅を目指す。
羽越本線・白新線・E129系
▲羽越本線・白新線、E129系

駅周辺はなかなかに賑やかであるが、その合間は真っ白な田園地帯が広がる。
冬は雪に埋もれるが、さすが米どころといった感じであろうか。
列車は新潟県、越後平野の北端を南下し、胎内市を経由して新発田駅へ。
羽越本線・白新線・E129系
▲中条駅~金塚駅間車窓
羽越本線・車窓
▲新発田駅に到着。そのまま白新線へ
白新線に入ると新潟市街という趣きが強くなり、
駅前に駐輪場の連なる駅や、真新しい跨線橋がかかる近代化された駅も増えてくる。
白新線・車窓
▲西新発田駅に停車中
白新線に入っても日本海側は右手にあるが、
白新線は完全に内陸部を走行するので海を見ることはできない。

列車は新発田駅を出て30分ちょっと走行した後、
すっかり客でいっぱいになった状態で新潟駅に到着。
新潟駅は2018年に高架化された非常に最新の駅で、目に入る全てが新品ぴかぴかであった。
新潟駅
▲真新しい新潟駅舎
工事の影響が新潟空港に通じるリムジンバスの乗り場がちょっと変わっているようであったが、
まぁこういう表記を親切に掲載してくださっているので何ら問題はない。
たまにどのバス停で待ったらいいか分かりづらいところあるからね、海浜幕張とか。
新潟駅
▲乗り場が変更になっているお知らせ

新潟空港にて

リムジンバスで20分ほど新潟市街を走行し、新潟空港のある北東方面へ移動。
新潟空港は地味ではあるが比較的大きな空港で、
新千歳との往復便も日に4本ある実に素晴らしい空港である。
新潟空港
▲新潟空港
大きな荷物を1点預けた後、飛行機が出発するまでは時間もあり、
そして少し小腹が空いたので3階に上がり飲食店を物色する。
今回入ったのは「須坂屋そば」というお店。このお店からは新潟空港の滑走路がばっちり見えるのだ。
新潟空港・須坂屋そば
▲須坂屋そば屋さんでお蕎麦を待つ
これはたまたまだが、座った席の右手に滑走路が見える。
つまりここでも日本海が右手にある状態となった。
外はすっかり薄暗くなっていたが、目を凝らせば(写真を拡大すれば)海もしっかり見える。

ほどなくしてお蕎麦がやってきた。
新潟空港・須坂屋そば
▲須坂屋そば屋さんでお蕎麦を待つ
ここで使っているのは新潟名物「へきそば」だという。
おまけにカツ丼までついた超豪華セットだ。これで1300円である。うーん、リーズナブル。
お蕎麦は新庄の麺とはまた違ってのどにするするっと入っていく、非常に食べやすいお蕎麦である。(5話参照)
この量をわずか5分程度で平らげ、現金がなかったのでクレカでお支払い。
こういうところの飲食店はクレカも電子マネーもある程度対応しているから助かる。
新潟空港
▲立派なエントランス
最後に新潟空港のエントランスを載せて今回の旅はおしまい。
こうしてみると、空港前の様子といい、伊丹空港にどことなく似ているな。

あとがき

ざっくり今回の旅のおさらいをば。
今回は雪の影響や冬季閉業というのもあり、完全に満喫できたかといえば一部消化不良なところもあった。
だが旅に「完璧」はないもの、きっと夏に訪れたらそれはそれで別のトラブルがあっただろう。
とはいえ、防げたミスも幾らかあることも、まぁ事実。
今回行けなかったところはまた今度、行きたいところを改めて調べてから出向きたいものだ。

第1話:山形への旅路
第2話:瀬見温泉・観松館
第3話:瀬見温泉・庄内館
第4話:水墨画の世界
第5話:新庄の街探検
第6話:左沢線
第7話:平田牧場のとんかつ
第8話:雪に閉ざされし堺田
第9話:鳴子温泉
第10話:冬の鳴子峡
第11話:陸羽西線の旅
第12話:日本海を右手に見て
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