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ブログ ~ 室蘭旅行 #3 絵鞆岬周辺

maoP

2021年6月11日の室蘭旅行第3話のブログです。
拙い文章ですがどうぞお楽しみください…。
※執筆日:2021年6月13日、2021年10月17日手直し

※第0話はこちら
※前話はこちら
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第3話:絵鞆岬周辺

あらすじ

室蘭八景探訪の旅の中途。
5つまで制覇したものの、室蘭を見守り続ける測量山に体力を一気に奪われ、力果てつつある我。
一旦バスを挟むことで体力を回復しようという算段である。
しかしここでこのバスを挟むという行程が大きなミスの1つとなってしまうことを、当時の我はまだ知らないのであった。

絵鞆岬・大黒島


▲増市通のバス停
増市通バス停まで帰還。バスがくるまでの20分間を風に身を預けてベンチにて休憩のひと時。
列車やバスを待つ時間が私は結構好きで、その町の「声」を聞くのがなんとも好きなのである。
子供たちの声、タクシーの運転手の世間話、街の匂い、自身を駆け抜ける風、そこに住む人たちの営み。
どれもこれも小さな事柄で気を抜くと耳の右から左に抜けてしまうのであるが、
ちょっと気を付けてみると地元の雰囲気が伝わって、旅情をよりかきたててくれるのだ。
……陳腐ですか?陳腐かもしれませんねぇ、でも、いいたいのはそういうことっ。


増市通バス停を14時38分に出発し、次なる目的地は絵鞆岬。
絵鞆岬へは絵鞆公園前バス停で降りて5分くらい歩くのがベストアクセス。
この岬、室蘭の西の果てに位置するので噴火湾を一望できるのだ。
つまり気象条件がよければ夕日がばっちり見えるポイントでもある。


絵鞆地域を見下ろせる高台に来ると絵鞆岬はすぐそこ。
近くにトイレがあるので水分いっぱいとって尿意があればここでするのがおすすめ。中は比較的綺麗であった。
そして室蘭八景6つ目「絵鞆岬」・・・


▲絵鞆岬からの景色
海が輝いてる!!



▲大黒島
そして右を見てみれば室蘭八景7つ目「大黒島」も見えるじゃないですか、一石二鳥やっ!
ちなみに大黒島へは行くことができず、近くにいこうにも漁港関係者以外立ち入り禁止区域に阻まれあまり近づけない。
おとなしく絵鞆岬から眺めることとしよう。

銀屏風

0話でちょろっと触れたが、銀屏風は金屏風と一緒に数えられるので実は室蘭八景は9つあることになる。
ただ大黒島と絵鞆岬が実質同じ場所なので巡る場所としてはやはり8か所になる怪奇。

私が到着したのは15時ごろ、夕日の時間まではまだ結構時間がある状態。
この近くで私がまだ行っていないのは「銀屏風」となる。
絵鞆岬から西に向かうと銀屏風がありますが、なんと1.7㎞もある。
そして この1.7㎞、ほぼずっと上り坂が続く。 ここにきてこの仕打ち、かなりえぐい。

▲写真では上り坂というのは意外と分かりづらい
そう、ここに前話にて「マスイチから西に進むのが正解」といった解がある。
マスイチから進んで銀屏風までの間がどうなっているかは正直わからないのだが、
それでもマスイチからバス停に戻らず進むべき理由として以下を挙げる。

1.少なくとも絵鞆岬から銀屏風の間、往復3.5㎞は片道で済む
2.絵鞆岬から銀屏風までの上り坂を登らなくて済む
3.銀屏風が実はけっこう微妙なので絵鞆岬からわざわざ体力を消耗して登る必要性がない

という3点。
この最後が問題で、通り道に見えた場合は「おっ、通り道に銀屏風じゃんラッキー」なのだが、
銀屏風に行こうとして実際行ってみて微妙だと「あの上り坂はなんだったんだ」という非常に精神的にくるものがあるのだ。
なので銀屏風にわざわざ向かうことはせず、
できるなら経由地点として済ませるべき と私は感じた次第。

しかし残念ながら当時の私は無計画だったので、絵鞆岬から緩やかな上り坂1.7㎞を約30分歩き、室蘭八景「銀屏風」に到着。


▲銀屏風
確かに悪くはない、悪くはないが、今までのスポットと比べると見劣りする。。。

これ公式紹介サイトとかが「卑怯だなぁ笑」って思うのが、
銀屏風の写真が外海から撮ったやつが載せられている場合があるという点。
夕日が当たると銀色に光って見えるらしいですが、
陸からは崖の見える面積が狭すぎて、こちらから銀に見えるのを確認するのはちょっと無理がある気がするな。。。
せめて「陸からはあまりきれいに見えません」とでも書いてくれていれば非常に親切なのだが。

我、夕日を待つ

さて、旅行日6月11日の日の入りは19時12分頃。
つまり夕日が見れるのは早くても17時半以降だろうということで、かなり時間が余ってしまう形に。
道の駅とか水族館に行く余裕があれば、ここから約2.5㎞地点にある水族館に足を運んでみてもいいかもしれない。
歩くのが難しければ絵鞆公園周辺からバスに乗れば水族館に行けるので実際難易度は高くないはず。
というかそもそも夏至に夕日を見に行くんじゃねえといえばそれまででもある←

当日はどこも空いていなかったので、時間を潰すため私は近くのセイコーマートでスイカバーを買い涼んだ。
▲セイコーマートは道民の強い味方

そして17時前、絵鞆岬に帰還してみると
曇っている・・・ 天気予報は晴れといっていたのに!

実は私は、こういうスポットに来て夕日を見るぞーっていって夕日をちゃんと見れたことが 1度たりともありません。 ええ、ありません。
留萌の黄金岬で3回失敗し、利尻のホテル利尻で失敗し、その他各所でもまともに夕日らしい夕日をみれたことがない。
たまたま下車した洞爺の海から夕日を見れたことくらい。
でもこれはいわゆる観光スポットからの景色ではなかったので狙ったものではなく個人的にはノーカン。

風が強い中1時間待ってみるも、状況は好転せず。風邪ひいちゃう。
途中外国人のお兄ちゃんも夕日を待っていたが、状況が変わらず18時前に帰ってしまった。


▲それなりにいい風景ではあるが
かくいう私も18時過ぎまで粘ったものの、船が丁度上を通る写真くらいしか撮れず。
このまま待っていては祝津展望台から夜景を見れないので、絵鞆岬からは退散する。
かなしいかな、これで0勝5敗の戦績に。果たして私に夕日の神様は微笑んでくださるのだろうか。

第0話:あらすじ
第1話:地球岬周辺
第2話:測量山周辺
第3話:絵鞆岬周辺
第4話:室蘭港周辺
他の旅行ブログはこちら