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ブログ ~ 室蘭旅行 #1 地球岬周辺

maoP

2021年6月11日の室蘭旅行第1話のブログです。
拙い文章ですがどうぞお楽しみください…。
※執筆日:2021年6月13日、2021年10月17日手直し

※第0話はこちら
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第1話:地球岬周辺

あらすじ

室蘭への無計画旅行を計画した我。この当時はまだ室蘭八景を全て制覇するなどゆめゆめ思っていない状態である。
札幌から東室蘭に特急で移動し、ひとまず最初は東室蘭からも直接向かうことができる地球岬とその周辺に行き先を定めることとする。
地球岬」の周辺には他に「トッカリショ」「金屏風」なる絶景スポットがあるので、
地球岬に行くだけで3つのスポットを回れる ということになる。

金屏風


地図を見ると、どうやら東室蘭駅から一番近いのは地球岬とその周辺になりそうである。
地球岬方面まで行くには母恋駅前バス停から地球岬団地行のバスに乗り、地球岬団地バス停から坂道を登るルートになる。
ということで、母恋駅のほうまで移動する。

が、早速ここで無計画が故の失敗が露見する。
先に答えをいうと、ここでの移動は
バスではなくJRが正しい というのも、

地球岬行のバスの時間が9時56分だが(当時の時刻表/平日休日同様)、
東室蘭駅前から9時35分発のバスに乗ると母恋駅前のバス停に着くのは時刻表曰く9時52分頃になる。
しかし。。。
正直なことを言ってしまえば、バスは遅れるのが定石だ。
途中のバス停でちまちま停車していると4分なんであっという間に過ぎてしまう。
乗降客数がそれなりにいればバス停に停車する時間も長くなる。
つまりどういうことがおこったかというと、
乗車中のバスが直前の交差点で信号待ちしている間に、地球岬団地行のバスが無情にも通り過ぎるのを私は眺めていることしかできなかった のですな!

ちなみにJRだと、東室蘭を9時13分に出発する室蘭行の普通列車がある。
それを使えば、母恋駅には9時23分に着ける。
前話で使用した特急を使えば、8時58分に東室蘭に着くので、普通列車への乗り換えも問題ないことがわかる。
そしてバスの乗り換えには余裕すぎるほどの時間もある。
駅弁界隈ではちょっとした有名人(人ではない)の「母恋めし」も買えるほどのゆとりすらある。
売り切れていたら残念賞だが、お昼ご飯まで確保できる可能性があるわけなので、ここでは是非JRの経営を助けたいところ。
というわけでここはJRが正解ということになる。

とはいえ、ここで地球岬団地行のバスを失っても大丈夫。
母恋駅からであれば地球岬までは2.7㎞、地球岬団地までは1.5㎞と、全く歩けない距離ではないのだ。

▲奥に2.7㎞の標識がある。
道中は坂道がそこそこあるのだが、まだ初っ端なので体力的には全然大丈夫大丈夫。
(そしてこの程度の坂道でバテていては室蘭八景をバス+徒歩で回ることはできないことを思い知ることになるのであった・・・)

▲地球岬団地までの道のり
地球岬団地から金屏風までの坂道は結構きついのでそこは注意。
地球岬団地から先は、バスを降りた先の区間になるのでバスを使っても回避できないのがつらたんポイント。

母恋駅から歩き続けて30分、一番最初の室蘭八景、「金屏風」が見えてきた。

▼案内板
室蘭八景にはこのような案内板が儲けられているのですぐにわかる。
まぁ市が推しているポイントなのだから当然といえば当然なのだが。

▼金屏風

▼遠景
時になぜ「金屏風」というのかといえば、
室蘭の東側にあり、朝日があたると金色に輝く様が見えることからこのようにいわれている。
……つまり朝日が見える時間にこないと金屏風の本当の魅力は見れないというわけ。
ぐぬぬ、致し方ない。
朝日が昇る前に自動車や徒歩でここにくるしかないので、輝く崖を拝むには1泊するか室蘭に住む必要がある。

2.トッカリショ

さて先程この周辺には3つスポットがあると書いた。
金屏風から東に700m程向かうと、そのうちの1つ、トッカリショという景勝地がある。
引き続き緩い坂道とカーブが続くものの、帰りが楽だと思えばちょっとは精神的にも楽か…?
道中は歩道はなく、車がたまにすれ違うのでそこは注意が必要。

▼道中は森の景色が続く

金屏風から歩いて10分程度、なかなかいい景色が見えてきた。
室蘭八景2つ目「トッカリショ」だ。

▼絶景は遠くから見ても絶景である

▲こちらも案内板がお出迎え


▼トッカリショ
さえぎるものがないので風が結構強い、とはいえ歩いて火照った体には非常に心地よいのも事実。
2枚目中央に見える岩がなんだか人の顔のようにも見えて不思議だなどと当時は思ったものだ。
浜の方に降りれる道があるものの、ロープが張ってあるので通行はできない模様。警察沙汰になることは避けたい。

3.地球岬

トッカリショから金屏風に戻り、今度はT字の分岐を真っ直ぐに向かう。
ここもまた緩やかな坂道になっているが、それより日差しをさえぎる木々が少ないので紫外線と脱水に要注意。

▼地球岬を示す看板
トッカリショから30分弱、室蘭八景3つ目「地球岬」に到着だ。
地球岬の語源はアイヌ語「ポロ・チケップ」。
親である断崖という意味があるこの単語が少しずつ変化し「チキウ」になり、それに漢字を当てたものだという。

地球岬の前には売店や食堂があるが、当日は残念ながら休業中。開いてないものは致し方ない。
ただしここに到着したのは11時ごろなので、店が空いていればここで腹ごしらえするのも悪くない時間。
やはり母恋で飯を買えなかったのが痛いな()

▲地球を模したモニュメント

地球岬の展望台まではもう少しあることになる。
灯台のような造りになっている展望台の階段を登ると、

▼北海道随一の絶景が
眼前に太平洋が一望できる。
小さな灯台のある岬、『これテレビや写真で見たことあるやつだ…!』(○○ゼミ風)

一人旅のおじさん、カップルや親子連れがある程度いたものの、景色を見るにはまったく邪魔にならない人数。
有名観光地で人が少ないと絶景を独り占めできる、実に素晴らしいな。
この風景をさっと見て帰るだけでは実に勿体ない、
私はしばらく地球岬からの絶景を眺めながら、呆けているのであった。

第0話:あらすじ
第1話:地球岬周辺
第2話:測量山周辺
第3話:絵鞆岬周辺
第4話:室蘭港周辺
他の旅行ブログはこちら