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ブログ ~ 仙台へ赴く・後編 松島と朝日

maoP

2021年11月26日、27日に仙台に赴いたときの旅行記です。
旅行に出かける皆さまに向けたメモとしても役立てば幸いです。
拙い文章ですがどうぞお楽しみください…。
※執筆日:2022年1月17日

※前編はこちら

後編:松島と朝日

あらすじ

前日仙台に到着し、仙台城で伊達政宗を拝み、夜景を堪能し、牛タンに舌鼓を打った我。
もはやこれだけで仙台欲張りセットなのであるが、
宮城県に来て外せないのは、日本三景に数えられる「松島」である。
今回はその松島と朝日をめぐる攻防の一幕。

朝は苦手だ

今が何時かといえば、
そう、朝の5時である!
▲仙石線205系
どこのブラック企業だ! いや、好きな時に有給取れる超ホワイト企業だったわ。

それはさておき、今回は仙石線の早朝の列車に乗り込み、松島海岸駅へ向かい、松島で朝日を拝むことにする。
こんな朝早い時間だというのに、あおば通駅からやってきた列車には数人が既に乗車していた。
それに途中の駅で意外と乗り降りするものである。
・・・途中までそうやって人の動きを観察していたが、さすがに無理だった。途中で寝てしまったw
起きたら塩釜を過ぎてもう少しで松島である。危ない危ない。
しかし逆に、松島海岸駅で降りるものは私1人しかいなかった。みんなこういう場所には車で行くのかもしれない。
車を運転したならば朝が苦手でも強制的に目が覚めるのかもしれないが、逆に事故を起こしそうでやはり私には無理だな。

▲朝の松島にやってきた

朝焼けと橋と私と

松島に到着し、海岸沿いを少し歩いてみる。
車通りがかなり多く、トラックがひっきりなしに南へ北へと向かっていく。
この時間帯でなければ物流に影響が出るのであろう、お疲れ様です。

▲鮮やかな朝焼け
そんな国道45号を歩きながらいい撮影スポットはないかしらときょろきょろしていると、
自然公園の端っこにあたる「福浦橋」までやってきた。

▲福浦橋と朝焼け
朝焼けをバックに、橋のシルエットが綺麗に浮かび上がっている。素晴らしい。
この橋、どうやらお昼は通行料を取るようであるが、この時間帯は誰もいなかった。
橋を渡れば、その先には福浦島がある。
しかし果たして本当に橋を渡っていいのか調べたり悩みに悩んだ結果、私は橋の手前で踏みとどまり、引き返すことにした。
本当はだめだったらいけないから、ね。

朝日が見えないかなー見えるかなーとうろうろ。しかしなかなかいいアングルに出会えず、この福浦橋を諦める。
来た道を引き返していると、日本三景の碑を発見。

▲日本三景の碑
そして「瑞巌寺 五大堂」をバックに三度朝焼けをぱしゃり。
これと同じアングルは松島の紹介サイトにも掲載されているくらいメジャーなもの。

▲瑞巌寺五大堂のシルエット
時間も経過しそろそろ朝焼けの時間も終わりかと思い、私は松島海岸駅の方へと引き返す。
しかしまだ南の方へ足を運んでいないことに気づいた私は、
松島公園の南に浮かぶ「雄島」へと足を運ぶことにする。
今思えばこの判断が、この旅の成功と失敗を分けたかもしれなかった。

雄島の絶景

公園から少し外れ、雄島へ向かうため「渡月橋」を渡る。
緑や青といった色の中に一段と映える、真っ赤な橋だ。

▲渡月橋
そして雄島に渡り道なりに少し歩いた後、
海が見えそうな高台に上がれそうな階段があったのでそれを上がってみると、
私は言葉を失った。

▲朝日が顔を出そうとしていた
目の前、真正面。究極の角度!
そこに朝日が今にも顔を出そうとしている。
これほど最高なタイミングがあるだろうか?いや、ない!

一緒に朝日を撮影していた男性3人組に「写真お願いできますか」と頼まれ撮影したりしているうちに、
朝日がついに、水平線からその体を本格的に覗かせ始めた。
今だっ!
▲松島の朝日
今年の写真の中で1,2を争うような、
そんな最高の写真を撮影することができた。

心がぽかぽかに温まり帰路についていると、行きの時は見渡す余裕のなかった景色が目に入る。

▲紅葉の輪郭をしっかりとらえた
紅葉の1枚1枚が踊るように鮮やかで。
それはまさに見惚れてしまうような、色づき具合だ。
去り際に再度朝日が見えたので、紅葉を交えてもう1枚。

▲紅葉と朝日と
松島、最高だったぜ・・・!

前編:伊達政宗
後編:松島と朝日
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