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maoPまずは目的を整理したいお気持ち
                    幕張から山口に移動したい!
                    っていったら、
                    まぁ、
                    京葉線→新幹線か、京葉線→羽田へ移動→飛行機
                    かなぁ
                    ってなる。はず。
                    
                    しかし
                    世の中には、そんな一般論は通用しないって
                    いう人がいることを忘れてはならない(私のことです(ナンヤテ←
                
                    
                    2019年9月3日、4日といえば、まぁ私のフォロワーさんなら勘づくと思われるが、
                    そう、
                    デレマス7thLIVE in 幕張
                    で、ございます。
                    んでまぁ、家庭の事情があれこれありまして、
                    9月6日の朝までには、母の実家のある山口に移動しなければならない、
                    というところから物語は始まるわけ。
                
                    
                    でもって9月4日私は幕張にいるわけ、もうLIVEの高揚感のおかげで右も左も上も下もわけわかめ、
                    おまけに同じLIVEに参戦していたPとホテルで出くわしてお知り合いになるという
                    それはそれはたいそう充実した余韻に浸っている。
                    
                    深夜1時までべらべら喋ったあと自室に戻るわけだが、
                    もはやこのときから戦いは始まっていたのであるな(今思えば。
                
                    実際このことはLIVEにくる前から分かっていたことなので、
                    私は綿密にこの移動日の予定を組み立てていた。
                    それは何度も何度も予定を組みなおしたさ。
                    え?
                    新幹線なり飛行機なり使えばあっという間やろってチョイチョイ
                    残念ながら冒頭に述べた通り私は普通ではありませんので、
                    「青春18きっぷ」
                    を片手に握りしめているわけでございます。
                    ※説明しよう、青春18きっぷとは5日(5回)分、日本全国のJRの特急料金などのかからない列車(普通・快速など)を自由に乗り降りすることができる神切符なのである!
                    は?????
                    「おまえなんで東京から山口に移動するのに18きっぷなんて握ってんねん!」
                    ってそれはまぁ一般人的な反応でしょう、わかるわ。
                    ですが、ここで以下の考えが頭に浮かんでいるのである。
                
- 1.新幹線を使うのはなんだか味気ないなぁ
 - 2.飛行機はめんどくさいから嫌だなぁ
 - 3.そういえば青春18きっぷ使えば安く済むやん!
 - 4.どうせだし本州を鈍行で横断したるで!
 - 5.でも5日中には山口駅につく必要があるで!
 
                    上記はつまるところこの旅の目的であり手段でもある。この5か条を頭に残しておいていただきたい。
                    
                    …
                    だが現実は甘くなかった!
                    そう、東京駅からであれば、九州は小倉駅までたどり着ける。東京駅からであれば。
                    
                    しか~し
                    私がこの日泊まっていたのは千葉県幕張メッセ近くのホテル。
                    東京駅まで行くのに乗り換えを考慮しても1時間かかる。
                    このことが、大きな障壁となって私の前に立ち塞がったのであった…
                
さて、では移動しようか
                    ではここから私が実際に立てた「世紀末ルート」を皆さんと一緒に回想していこうではないか。
                    ※各時刻は2019年9月5日当時のもの。
                    朝5時前
                    
                    私は海浜幕張駅に突っ立っている。
                    ここから目指すは山口県山口駅だ。
                    まずは一般人の7割くらいが使うであろう京葉線で東京へ移動を開始する。
                    まぁ幕張からは空港へ直通するバスも出ているので、それを使う人も結構いるであろう。
                
                    海浜幕張5:02 → 東京5:38
                    京葉線一番列車で東京駅へ向かう。
                    
                    ※何故か写真が残っていないので写真は代打
                    さてここから狂人行動の開始である。
                
                    東京6:07 → 熱海7:59
                    
                    東京駅…は、東京駅だが、
                    そう、見てわかる通り、
                    在来線のホームなのである。おぉこわいこわい。
                    そして電光掲示板には6時7分発熱海行きの文字が
                    
                    東海道線ラインの列車が滑り込んでくる。
                    ちなみに東海道線区間はほとんど寝ていたのであまり記憶がない。
                
                    熱海8:02 → 静岡9:20
                    熱海に7時59分についてわずか乗り換え時間3分、熱海を8時02分に出発する。
                    
                    熱海に到着して少しでも寝過ごそうものならここで私のこの旅は終了のゴングがなる、という極限状態。
                    ちなみに私は普段朝飯は食べないのだが、
                    この日は朝から動いていたので流石にお腹が減っていた。
                
                    ちょっときゅーけー
                    
                    
                    静岡に到着後列車を見送ってから、朝飯を買いあさる。
                    何を買ったかは覚えていないが、
                    まぁ私のことなのでおにぎりとサンドウィッチと爽健美茶であろう。
                    
                
                    静岡9:40 → 豊橋11:36
                    東海道線の旅はまだまだ続く。
                    
                    ここは快速もまともに走っていないうえにロングシートの車両ばかりなので
                    「18きっぱー試練の区間」みたいな言い方をよくされる。
                    道中浜名湖が綺麗に見える、はずだが、
                    御覧の通りの曇り空あとはお察しください←
                
                    豊橋11:50 → 大垣13:17
                    
                    待ちに待った新快速の登場である、全世界が待ち望んでいたぞ。
                    途中三大都市圏の名古屋を華麗にすっ飛ばし、
                    
                    列車は岐阜、そして大垣駅へ到着する。
                
                    大垣13:42 → 米原14:17
                    
                    大垣→米原はこと18きっぱーにとっては2つの意味で難所である。
                    1.本数が少ない
                    2.両数が短い
                    山越えというのはいつの時代も難しいものですなぁ。
                    この区間は眠りがピークだったのでほとんど覚えていませんごめんね沿線のみんな。
                
                    米原14:20 → 姫路16:50
                    
                    JR西日本が誇る最強の新快速で一気に京都大阪神戸を駆け抜けていく。
                    
                    大阪駅が見えてくる。
                    
                    淀川を渡り、
                    
                    神戸駅も何事もなく走り去っていく。
                    いやはやさすがというか、恐ろしいな新快速。
                    
                
世の中にはいろいろな考え方がある
                    姫路17:08 → 岡山17:42
                    
                    
                    ん?
                    
                    ?????????????????
                    
                    話が違うじゃねぇかぁ?!バァン
                    って思ったあなたはよく覚えていますね、
                    「新幹線なんて味気ない」
                    とかほざいてたやつが
                    新幹線に乗ろうとしています(?!)
                    
                    だがしかしこれにもそれなりな理由がある。
                    先程も言った通り東京駅からスタートすれば鈍行のみで小倉駅まで行けるが、
                    今回はスタート地点が海浜幕張駅なので小倉はおろか、鈍行だけだとここ姫路で時間が合わず
                    岩国までしか行けないのである。
                    まるで箱根駅伝で最後の直線まできたのにタスキを渡せなかったランナーみたいだな(?)
                    
                    そんなわけで、
                    1.鈍行は使いたいが、
                    2.間に合わないと本末転倒なので新幹線も使わざるをえない
                    とかいう状況に陥り、
                    18きっぷの料金の上に新幹線料金も普通に払っている
                    致命的に阿呆なやつになっているのである!
                    
                    岡山着、ここからまた在来線で移動するお。
                
                    岡山17:59 → 福山18:53
                    極力在来線で移動しなければ今度は18きっぷが腐ってしまうので、
                    在来線を最大限に使用していくのが我スタイル(そんなスタイル捨ててしまえ
                    
                    
                    やってきたのはまっ黄色の117系。
                    快速サンライナーに乗って福山を目指しますが、
                    平日帰宅ラッシュどんぴしゃなのでかなりの混み具合。
                    
                    そんな中晩飯をひざ元に広げる頓珍漢。
                    もはや迷惑行為にしかなっていない()
                    
                    山の向こうに沈む夕日をお楽しみください。
                
                    福山18:56 → 糸崎19:26
                    
                    ここが最後の3分乗り換え。
                    福山はホームが違ったのでダッシュで階段を上り下りした記憶がある。
                    なお列車がちょっと遅れたのでダッシュしなくても間に合った模様(悲
                    
                    普通列車に乗り広島地区の車両基地である糸崎駅へ。
                
                    糸崎19:39 → 広島20:58
                    
                    糸崎から岩国行きの普通列車に乗り込む。
                    この列車、山口県岩国まで行けるのですが、
                    岩国まで行くと徳山までしかいけない
                    うーん、世の中はそううまくはいかないですね。
                    ではどうするか、
                    いやぁ、もう、お分かりですよねぇ!
                
                    広島21:27 → 徳山21:48
                    
                    
                    『なぜこいつは18きっぷを使っているのか』
                    ちなみに新幹線は新山口にも駅がありますが、
                    のぞみ55号は新山口には停車しない
                    とかいう欠陥を抱えていたので徳山で降りることに。
                
ラストスパートってやつだな
                    徳山21:59 → 新山口22:41
                    
                    下関行きの列車がありますね、これで私は救われました。もう大丈夫です。
                    
                    またもまっ黄色の列車、今度は113系。(115かな?)
                    ここで最大の問題はうとうとして新山口駅を寝過ごすということですが、
                    
                    無事に降りれました。やるときゃy(ry
                
                    新山口22:46 → 山口23:09
                    最後は思い出の山口線に乗って山口駅へ向かう。
                    この列車には乗れなくても、あと1本後ろにあったので新山口まで来た時点で私の勝利というわけ。
                    
                    
                
編集後記
                    
                    えー、みなさま長らくのご乗車誠にお疲れ様でした。
                    これを思い返すと、
                    やっぱり笑えてくるんですよね。
                    
                    新幹線に乗ることが悪というわけではもちろんありません。
                    ただ、目的地へ急ぐ旅というのもいいと思いますが、
                    こんな感じでてんやわんや紆余曲折ありながら目的地まで向かうっていうのも、
                    旅の醍醐味の一つなんじゃないかなって私は信じています。
                    
                    こういう旅は面白いですが乗り過ごしや乗り換えミスなど危険も伴いますので、
                    ある程度旅慣れたり鉄道に詳しくなってからやることをお勧めしますまじで(笑)
                    では皆さままた別の記事でお会いしましょう。
                    
                    以上。
                

            