ブログ
maoP美々駅訪問記
旧美々駅について
2017年3月のダイヤ改正で廃止、正確には信号所へ降格となった美々駅。
このブログを書く直前に島ノ下駅の探訪記を書いた流れて、美々駅のも書くことにする。
※島ノ下駅探訪記はこちら
美々駅といえば札幌に近い場所にありながら秘境駅として鉄の間では有名だったり、
あとは新千歳空港にぱっと見で近いから間違えて降りたとか、
まぁとりあえず色々な話題性のある駅であった。
千歳線の中に入っているから列車の本数は十二分で、がっつり特急街道の中に組み込まれているし、
地理的にも山が迫っていたりするわけでもないから、
よく想像するような、がっつり秘境駅という感じではあまりなかったかもしれない。
そんな美々駅は千歳市にあった。
見てわかる通り札幌から程近い場所にある。
札幌の中心部から約40㎞ちょい。
ちなみに地図上ではすぐ左に真っ白な線が見えているが、これが新千歳空港の滑走路だ。
美々駅に下車
何時の列車か忘れたか、カメラに残された時間を見るとどうやらお昼ごろであったようだ。
乗ってきた731系電車を見送るが、
鉄道ファンがいくらか映っていることからもわかる通り、結構な人数の鉄オタが集まっていた。
▲苫小牧へ向かう列車
島ノ下駅に続き、こちらでも駅名標をぱしゃりと。
▲美々駅の駅名標
続いてホーム或いは跨線橋から各方面を望む。
▲札幌方面
▲苫小牧方面
先程も書いたが、この駅は札幌近郊に位置していたため、「ICカードが使える駅」であった。
逆にいえばICカードが使えるのにも関わらず廃止されてしまった、全国初の不名誉な称号をもらった駅でもある。
果たしてこいつに延べ何人がICカードをかざしただろうか。
▲ICカードに対応していた
そんな美々の駅舎はこんな感じ。
▲美々駅舎
▲ちょっと遠くから
駅舎には他の廃止駅と同様、無機質な白黒のチラシが窓に貼ってあった。
▲廃止のお知らせ
駅舎を今度は外側から見てみる。
駅前に止まっている車は言わずもがな葬式鉄のものだ。
▲美々駅舎、外から
待合室も窓越しに撮影していたので載せておこう。
▲待合室
こちらも訪問時間は30分程度。この後は苫小牧の方に用があったので、苫小牧行の列車に乗り込む。
▲営業最終日も列車の到着をお知らせする
▲733系に乗り美々駅を後にする
美々駅は現在も信号場として機能しており、
駅舎も信号場管理のため残しているようだ。
千歳線に乗った際は少し注意深く見てみると、旧美々駅を車窓から確認することができるだろう。
以上で今回はここまで、また次の更新をお待ちに。