ブログ ~ 1人旅の注意点とか
maoP1人旅のメリット
皆さんは1人旅したことがありますか?
あるというかたは十二分にその魅力や危険さを味わっていると思いますので、
正直このブログを見る必要はあまりなかったり。
でも確認とか復習がてら見て頂けるのであればそれはそれで光栄なことでございます。
旅には様々な形態がありますね。
1人旅、2人旅、団体旅行、家族旅行、カップルでの旅行、社員旅行。
あげたらきりがないですが、私はどれも好きです。あ、いやカップルでの旅行はしたことがないのでこれは不明です。ゴメンネ
で、どれにもメリットやデメリットがあるのですが、
今回は私が一番好きな1人旅について、今まで数十回と旅に出てきた私の知見などをメモしてみることにしました。
今後1人旅してみたいという方の参考になれば幸いです!
まずはメリットから。
2.忖度不要
3.融通が利く
4.景色がめいっぱい楽しめる
5.ホテルなどでの時間は完全に自由時間
1.自由気ままに旅ができる
1人旅最大のメリットはまさにこれ。
自分1人しかいませんので、行きたいところは全部ひとり占め!
当日ふいに気になるお店に立ち寄ってみたり、赴くまま途中下車してみたり。
もちろんドタキャンは例外ですが、本来行く予定だった場所をちょっと変更してみたり順番を入れ替えたり。
目的地を特に決めずに、風に仰がれるままなんとなくで行き先を決めてみたり。
とにかく自由が利きます。時間が許す限りひたすら自由を満喫できます。
正直完全に気分の問題ですがw
2.忖度不要
友達ならまだ忖度不要な関係性が築けている人もいるかもしれません。
でも社員旅行とか、団体旅行とかだとそうはいっていられないこともしばしば・・・。
どうしてもお偉いさんがいたり、リーダー格の人がいたり、そんな人に流されたりしてしまって、
その場所でしたいことができなかったり食べたかったものが食べられなかったり。
でも1人旅はそんな心配ご無用でございます!
忖度する相手はいません
自分の心と相談してルールの中でやりたいことをばっちりやってしまいましょう。
3.融通が利く
数人の旅となると、トラブルが発生したときに1人に比べて何かとうまくいかないことがあります。
例えば列車が止まってタクシーに振り替えになったが、こちらは4人、でもタクシーには3人までしか座れない…。
まぁこういうときはだいたいぎゅうぎゅう詰めになってなんとか振り替え輸送してもらうことになると思いますが、
そんな感じで、トラブルがあったときにちょっと困ってしまうこともしばしば。
1人旅の場合あるのは自分の体1つだけですので、トラブル時に人数制限などで困ることもありませんし、
思考回路も1つなので意見の食い違いや衝突なんてこともありません。
4.景色がめいっぱい楽しめる
バスや鉄道なんかで移動していると、数人での旅はレクリエーションがだいたいあるもの。
私はレク自体は好きでも嫌いでもないですが、景色を見れないのは嫌いです(笑)
景色に集中できない環境というのは私はあまり好きではないので、
というか旅は景色を見るものだと思っている節があったりするので、
そういうときはやはり1人旅に分がありますねぇ。
5.ホテルなどでの時間は完全に自由時間
例えば4人部屋なんかに泊まったときは室内でわいわいやりたいもの。
非日常的体験ができるという点では実に素晴らしいですが、
同時に自分の時間が取れないことをストレスに感じてしまうことも勿論あり得ます。
1人旅の場合はいつ風呂に入っても、いつコンビニに出歩いても、夜の散歩にほっつき歩いても何ら問題ありません。
2番と重なりますが忖度の必要がないというのは心が非常に軽いです。
1人旅のデメリット
…と、ここまで1人旅礼賛、それ以外の旅は受け付けない!みたいな恐ろしいスタイルで書き連ねてきましたが、
私は様々な旅行の経験がありますので、1人旅と1人旅以外を比べて、1人旅のデメリットだなーと思うこともよくあります。
全て完璧なんてことはままないわけですね。
2.旅話の相手がいない
3.トラブルになったとき頼れるのは自分だけ
4.コミュ力がある程度欲しい
5.旅館に泊まれない
1.感動を共有しづらい
いい景色に出会ったとき、誰かと「わーすごい!」なんて言いたいのもまた人間。
でも1人旅だとそれができません。1人でぼそっとつぶやいて終わり。ちょっと悲しい。
今の世の中SNSが普及してますから、Twitterなんかで「こんないい景色があったよ!」ってつぶやけますが、
もちろんフォロワーが100人いて100人全員見てくれるわけではないし、
100人全員が主の信者でもありませんから、反応を全てに頂けるわけでもなく。
いい景色だったはずなのに1つのふぁぼももらえない……となるとやはりちょっと精神的ダメージはくるものです正直。
そういう時2人旅とかだと「すごいね!」と言い合えるので気分もすごく軽やかになるでしょうし、
自分が感動したものを他の人と一緒に共有できるというのは大事なことだと思います。
2.旅話の相手がいない
私は友達と旅行に行くときは、旅館などで今日の振り返りをよくやります。
今日「どんな景色があったっけ」「この場所すごかったね」「ここのごはんおいしかった」なんて、青春かよっ!
でも一緒に旅をしている友達がいるからこそこういう話ができるもので、
1人旅だと話し相手がいません、空気しか目の前にはありません。
配信で喋り倒したいと思っても1人きてくれるかどうか…おまけに全世界公開ですから思わぬ危険もあったり。
人間というのは思い返せば思い返すだけ記憶に定着しますから、
やはり感動を振り返ることができるタイミングがあるかどうかって結構大きいんじゃないかなぁって思います。
3.トラブルになったとき頼れるのは自分だけ
これは今までの2つとはちょっとトーンが変わります。
私は一番最初の旅から1人旅をかましてきたわけですが、正直危なっかしいと思っています。
何もトラブルがなかったからいい思い出の1つになっていますが(まぁ私の場合死なない限りは全部いい思い出に昇華するのですがw)、
中学3年生の時でしたから、トラブルに巻き込まれたらきっと何もできずに下手をすれば凍死していたかもしれません。
まあ仮定の話はここまでにして。
例えばエンジントラブルが起きてドライブができなくなったとか。
鉄道が使えなくなって代わりの行程を考え直さなければならないとか。
時間までにたどり着けず各所に連絡をしなければならないとか。
チンピラに絡まれて警察沙汰になったとか。
1人だとこういうトラブルに巻き込まれたら基本1人でなんとかしなければなりません。
ですが少なくとももう1人いれば、私がこっちを考えるからそっちをお願いとか、この作業してるから連絡しておいてとか
そういう融通がかなり利くようになります。
仕事と同じで、1人より2人のほうが圧倒的に作業が軽くなることはいうまでもないですね。
さらにトラブル中って何かとテンパっていることが多いので、仲間同士で励ましあったりすることができるとなお心強いです。
4.コミュ力がある程度欲しい
こちらも3番に通じるところがありますが、
トラブルが起きていそうだけどよくわからない、ネットで調べることもできるが情報は不確定だ…、
こういうとき頼りになるのは現場にいる人です。
鉄道ならば駅員さんだし、道路ならば工事担当者や警察官です。
1人旅で話しかけることができるのは自分しかいませんので、
もじもじしてしまって全く話すことができない、という性格の場合、1人旅は少し難しいです。
別に誰かに話しかけるタイミングはトラブルに巻きこまれたときばかりではありませんね。
道がわからないとき、機械の使い方がちょっとわかりづらいとき、店員さんにものを頼むとき、
ホテルにチェックイン/チェックアウトするとき、車掌さんやバスの運転手さんとのやり取り、などなど。
誰かに話しかける、話しかけられるタイミングというのは確実にあります。
2人以上の旅であればだれかに任せてしまうということもまぁできますが、
1人旅ではそういうわけにはいかないので、全て自分で何とかするしかありません。
1人旅はどこまでも自由で、同時にすべてが自己責任の世界ですので注意が必要です。
そして1人旅というのは意外と誰かに話しかけられるということが多いのですね。
駅の待合室とかで待っていたり、飲み物を買ってベンチで涼んでいたり。
ご老人の方ほど、やはり人懐っこい雰囲気の方が多く、お話をしに隣にやってくることとかあります。
私の雰囲気の問題かもしれませんが・・・。
5.旅館に泊まれない
旅館は基本的に2人以上としている場所が大多数です。
中には1人でも泊めてくださるところがあるかもしれませんが、私が行ってきたところは全て2人以上でした。
1人用があったとしても訳あり(窓がないとかトイレがないとか)の部屋が割り当たっていることが多く、
そこまでしてお高めの旅館に泊まるよりは安さを取ってビジネスホテルにした方がいいかなと思います。
1人旅って安さを至上命題にしていることも多いので、旅館はまず選択肢から消えてしまうこともしばしばですが。
旅館のメリットとしてはやはり「和」の雰囲気を抜群に味わえます。
ビジネスホテルも努力して和の雰囲気を出そうとしているところはありますが、やはり旅館にはかなわないと思います。
ビジネスホテルのそういうのがだめなのではなく、旅館が強すぎるのです。
旅館の佇まい、淡い橙色の灯篭、部屋の雰囲気、御座敷、出てくるお料理。女将の長話なんてのもまた1つの醍醐味(?)。
ここは完全に人それぞれの考え方ですから旅館しかあり得ないとかそういう考えを強要することはありませんが、
1人旅では旅館という選択肢はほぼ取れないというのは旅情としては結構痛いな、なんて。
1人旅のアドバイス
ここまでメリットとデメリットを挙げてきました。
1人旅の良さ、同時に怖さも少し感じて頂けたかなと思います。
最後に私個人が勝手に「これは友達とかに教えてあげよう」って思っているアドバイスを数点だけ。
情報がパンクしそうだーっていう人はリターン頂いても何ら問題ございません。
2.モバイルバッテリーは多めに持つ
3.水分補給のタイミングはよりシビアに
4.1人旅は経験値の積み重ね
1.SNSをやる
Twitterでもインスタでもなんでもいいです、とにかく旅仲間を増やしましょう。
で、旅の写真をどんどんつぶやきます。
そうすれば旅仲間からたくさん反応がもらえるはずです。
先程反応がなかったら悲しい…なんていいましたが、そうならないために旅仲間を増やすのです。
旅行が好きな人は他の人の旅行記や写真を見るのも好きな人が多いですから(経験則)。
旅先なんてそこに滞在するのは一瞬ですから、宿泊先さえ特定されなければ正直あまり気にしなくていいと思っています。
有名人でなければ待ち伏せされることもないです。※女性だとバレている場合は気を付けた方がいいかも…?
2.モバイルバッテリーは多めに持つ
友達がいれば充電がなくなりかけても友達のを借りれますが、1人旅はそうではありません。
モバイルバッテリーはとにかくホテルでフル充電にしておいて、
可能なら2個持つか太陽光発電に対応しているものが欲しいですね。
あとスマホのバッテリーも劣化していると減りがめちゃくちゃ早くて写真も撮れなくなってしまうので、バッテリーもケアしておくとよき。
3.水分補給のタイミングはよりシビアに
誰かと一緒にいると声掛けなどで水分補給を怠らないという対策もできますが、
1人旅だとやはりケアできるのは自分だけ。
熱中症になっても自分が倒れてしまっては通報してもらえるのはたまたま通りすがった人でしかないので、
とにかく水分補給はいつもより多めに、確認するタイミングも多めに。
水分は常に多めに持ち歩く!
私が夏に旅行したときは常に2本持ち、1本切れたらもう1本買う、そして保冷パックに入れて持ち歩く、
というような感じで何が何でも水分を切らさないことを徹底していました。
お腹は減っても1日生きれますが水分は1日取らなかったら人間死にます。
4.1人旅は経験値の積み重ね
別に1人旅に限ったことでもないですが、1人旅は特に経験値が重要かなって。
1年前の旅行では気が回らなかったことも、1年後の旅行で心の余裕ができてできることが増えたり、見れる景色も増えたり。
時間感覚が養われるのもそうですね。
私も最初の頃は1時間前に行動していないと不安で不安で仕方ありませんでしたが、
今は10分程度まで短縮できて、より旅を楽しめるようになりました。
もちろん間に合わないことが一番まずいので油断大敵ですが、時間に対して不安な心を取り払えたというのが大きいです。
まとめ
最初は不安なことも結構多いと思いますが、
やってみるととにかく全てが自由で何にも縛られず楽しい旅ができるのが1人旅。
場所が近い遠いは関係ありません、見慣れない場所に来たらそれはもう「旅」です!
バイクをちょっと別のところに走らせたり、切符1枚持ってふらっとしてみたり。
是非どうでしょうか。